岩井俊二監督(54)の傑作ドラマを劇場アニメ化する『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(8月18日公開)の製作報告会見が11日、都内で行われた。“繰り返される夏の1日”の、恋の奇跡を描いた原作ドラマを“アニメ”として映画化した理由について、企画・プロデュースの川村元気氏(38)は原作ドラマの完成度の高さについて語ったあと、「実写で少年少女の瑞々しさを再現するのが難しい。でも、アニメーションなら新しい表現があると思った」と説明した。
同アニメの脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁氏が担当。総監督は、社会現象化したアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之氏が務め、ヒロイン・なずなの声優を広瀬すず(19)が演じるほか、菅田将暉(24)、宮野真守(34)、松たか子(40)らが出演する。
アニメ映画化を聞いた岩井監督は「最初はびっくりしました。なんてことを思いつくんだろうって」と驚いたという。これまでも『バケモノの子』(細田守監督)、『君の名は。』(新海誠監督)などを手がけてきた川村氏は、同作が「『君の名は。』より前に企画が始まっていた」と明かし、新房総監督について「『化物語』と『魔法少女まどか☆マギカ』に衝撃を受けた。こんなビジュアルセンスの人がいるんだって、一緒に映画を作りたいって思った」と当時の思いを振り返った。
以前からもう実現したかった企画として、『打上げ花火〜』があったことも明かし、「映画業界的には『打上げ花火〜』はアンタッチャブルな企画と言われている。パーフェクトだから触っちゃいけない。特に実写で少年少女の瑞々しさを再現するのが難しい。でも、アニメーションでやるなら新しい表現があると思った」と動き出し、「岩井さんに許可をいただいて、大根仁監督も『打上げ花火〜』の大ファン。3人の映画監督が集まってアニメーションのオリジナルストーリーを作って表現を見つけていったら面白いと思った」と話した。
ちなみに、この日は“完成報告会見”の予定だったが、当日“製作報告会見”に変更された。川村氏は「シャフトというすばらしいスタジオが作っていて、遅れるで有名」と冗談めかし、「粘りに粘っております。そのかわり、最終的にすばらしい作品をあげるので新しい表現が提案できると思う」と自信をにじませた。
同アニメの脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁氏が担当。総監督は、社会現象化したアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之氏が務め、ヒロイン・なずなの声優を広瀬すず(19)が演じるほか、菅田将暉(24)、宮野真守(34)、松たか子(40)らが出演する。
アニメ映画化を聞いた岩井監督は「最初はびっくりしました。なんてことを思いつくんだろうって」と驚いたという。これまでも『バケモノの子』(細田守監督)、『君の名は。』(新海誠監督)などを手がけてきた川村氏は、同作が「『君の名は。』より前に企画が始まっていた」と明かし、新房総監督について「『化物語』と『魔法少女まどか☆マギカ』に衝撃を受けた。こんなビジュアルセンスの人がいるんだって、一緒に映画を作りたいって思った」と当時の思いを振り返った。
以前からもう実現したかった企画として、『打上げ花火〜』があったことも明かし、「映画業界的には『打上げ花火〜』はアンタッチャブルな企画と言われている。パーフェクトだから触っちゃいけない。特に実写で少年少女の瑞々しさを再現するのが難しい。でも、アニメーションでやるなら新しい表現があると思った」と動き出し、「岩井さんに許可をいただいて、大根仁監督も『打上げ花火〜』の大ファン。3人の映画監督が集まってアニメーションのオリジナルストーリーを作って表現を見つけていったら面白いと思った」と話した。
ちなみに、この日は“完成報告会見”の予定だったが、当日“製作報告会見”に変更された。川村氏は「シャフトというすばらしいスタジオが作っていて、遅れるで有名」と冗談めかし、「粘りに粘っております。そのかわり、最終的にすばらしい作品をあげるので新しい表現が提案できると思う」と自信をにじませた。
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2017/07/11