『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2013年)、『心が叫びたがってるんだ。』(15年)の脚本を務め、今年は実写映画『暗黒女子』(4月公開)、『先生!』(10月公開)も手掛ける岡田麿里氏が、劇場アニメ『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018年2月24日公開)で、監督デビューすることがわかった。自ら脚本も執筆するオリジナル作品。岡田氏は「脚本家の視点としてずっと書いてみたかった物語です。監督として、その先にある映像や音などにも触れさせてもらえることになり、大きな喜びと同時にプレッシャーもあります」と、監督初挑戦への思いを語っている。 少年少女たちのもどかしい青春を細やかな心理描写に定評のある岡田氏が「書いてみたかった物語」とは、「人と人との触れ合いが織りなす、出会いと別れの物語。誰もがいつかの自分を重ね合わせられるような、じんわりとした温かさのある作品を目指しています」。
2017/07/06