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南果歩「やっぱり50代はたくましい」 浮気が原因で離婚した役を語る

 女優・南果歩(53)が4日、東京・渋谷のNHKで主演するNHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』(毎週日曜 後10:00、9日スタート)の会見に参加。浮気が原因で夫と別れてキャリアアップを狙う女性を演じる南は「心身共に疲れて落ち込んでいた時期に、こういう作品に巡り合えたのは神様が引き合わせてくれた、素晴らしいご縁」と役について語り、50代に入ったことで心境の変化があったこと明かした。

NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した南果歩 (C)ORICON NewS inc.

NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した南果歩 (C)ORICON NewS inc.

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 司会から役について水を向けられると南は「『定年女子』のお話をいただき、本を読んだとき、こんなに面白い人生賛歌があるんだと思った。脚本の力に驚いた」と田渕久美子氏の脚本を絶賛。続けて「実際に私が演じることができて、この出合いに感謝しました。私の人生の中での大きなエピソードになるのではないかな」と力を込め「ものすごく熱いスタッフに支えられ、制作陣の温かいサポートの中でクランクインしました」と笑顔を見せた。

 また、南は「この世代は箱根駅伝で例えると往路が終わって完全に復路です。箱根から東京に戻りつつ、人生の前半で眺めた景色を逆方向から見ていく。となると、感慨も違ってくる。同じ景色も別のものに見えてくる瞬間がある。脚本の中で自分の人生とシンクロする瞬間がある」と自身と役柄の共通点を語り「今、折り返しです。この夏、フルパワーで駆け抜けたいと思います」と宣言した。

 年齢を重ねた変化についても「この作品をやって大人になるっていいもんだなって、ふと思うんです。若い頃であれば落ち込んだら立ち直るまでに時間がかかったり、心の傷をもったりする。やっぱり50代はたくましい。いろんな意味で、それも人生だと捉えられるようになる。いろんなことを振り返ったときに私の人生の大切な1ページだったと笑顔で語れるような腹のくくり方が50代は出てくる。そういう意味では『定年女子』では女性の喜怒哀楽がたくさん出てきます」と役に対する熱い思いは止まらなかった。

 同ドラマは大手商社の部長を務め、さらなるキャリアアップを、と思っていたところで配置転換の辞令が降りた深山麻子(南)が、意を決して会社を辞める現代の女性のセカンドライフをリアルな視点とユーモアで描く、恋あり笑いあり涙ありのハートウォーミングドラマ。会見には草刈民代清水ミチコ石野真子、制作統括の中尾幸男氏と出水有三氏、田渕氏も参加した。

 中尾氏は「できれば長く続いていくシリーズを目指す。某局で老人ホームのドラマが放送されていますけど、あそこを目指そうぜという気持ちで」やっております」とテレビ朝日系で話題となっている連続ドラマ『やすらぎの郷』(月〜金 後0:30※BS朝日 月〜金 前7:40)を引き合いに出して続編に意欲。しかし、南らは「違うでしょ?」と驚きの声を上げていた。

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  • NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した南果歩 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)田渕久美子氏、清水ミチコ、南果歩、草刈民代、石野真子 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した草刈民代 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した清水ミチコ (C)ORICON NewS inc.
  • NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した石野真子 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK BSプレミアムのドラマ『定年女子』の会見に参加した南果歩 (C)ORICON NewS inc.

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