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『2017上半期ブレイク女優』1位は吉岡里帆

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 先週の『ブレイク俳優』篇に続き、ORICON NEWSでは恒例の『2017上半期ブレイク女優ランキング』を発表。堂々の1位に輝いたのは、ドラマ『カルテット』(TBS系)で元地下アイドル役を“怪演”し、その演技の幅を世に知らしめた【吉岡里帆】。学生時代は地元の京都から東京まで深夜バスでレッスンに通っていた“苦労人”としても知られる吉岡。近年は多数のCMにも出演するなど、長年の努力が実を結び、その人気を不動のものとしつつある。

■誰からも愛される“全方位型トーク”に憧れ

 首位を飾ったのは【吉岡里帆】。1月期のドラマ『カルテット』(TBS系)では、目が笑っていない元地下アイドル役という難役に挑み、最終回では「人生チョロかったー」と高笑いする“怪演”が話題に。さらに、昨年末からはCM出演も増加。『UR都市機構』、『ZOZOTOWN』、日本コカ・コーラ『綾鷹 にごりほのか』、日清食品『どん兵衛』など大手企業のCMに次々と起用され知名度を急上昇させたことも1位につながったようだ。

 いきなり登場したかのような彼女だが、実はかなりの“苦労人”として知られている。京都の太秦に生まれ、映画や歌舞伎、日本舞踊などの芸術文化に親しみながら育った彼女は、京都の大学で演劇をしながら、東京にある養成所のレッスンに深夜バスで通っていた。複数のバイトを掛け持ちしながら、5年間もその生活をしたという。事務所所属後も『あまちゃん』など、さまざまなオーディションで落選。だが、その経験を演技力に昇華することで、多彩な表情を魅せているのが、人気の秘訣だろう。そんな涙ぐましい努力が知られるようになり、10代からの支持は3位ながらも、人生の機微を知る20代〜40代で1位を記録した。

 アンケートでの支持理由は「『カルテット』でのサイコパスのような演技がとても魅力的でした。CMでも最近よく観るのでブレイクを実感します」(愛知県/10代/女性)など老若男女問わず、その演技力を高評価。また、「CMのイメージが強かったが、ドラマでの脇役が光っており、7月から初の連ドラヒロイン役が決まって、今後の活躍にますます期待したいと思ったから」(千葉県/20代/女性)と、さらなる飛躍に期待する声も。7月期にはTOKIO・長瀬智也主演の『ごめん、愛してる』(TBS系)でヒロインを務め、他人のために自己犠牲もいとわない、純粋で愛情深い女性を演じきることで新たな一面を見せてくれそうだ。

■清純イメージとは異なる、抜群の運動神経とサービス精神も人気のヒミツ

 2位にランクインしたのは【土屋太鳳】。今年は映画『PとJK』、6月30日公開の映画『兄に愛されすぎて困ってます』のほか、映画『トリガール!』(9月公開)、映画『8年越しの花嫁』(冬公開)など、多くの作品が待機している。彼女の魅力は、その清純なイメージと演技力だけでなく、日本女子体育大学で学んだ運動神経を活かしたストイックな姿勢にある。昨年10月の『オールスター感謝祭』(TBS)の「赤坂5丁目ミニマラソン」に出場した際には、顔面蒼白になりながらもゴールして総合8位、女子1位に輝いた健気な姿が話題を呼んだ。

 大学では運動科学科舞踊学専攻で、そのダンススキルを活かして、昨年大みそかの『NHK紅白歌合戦』では、郷ひろみが歌う「言えないよ」にダンサーとして参加。そのほか、映画のPRでバラエティーにも出演し、『しゃべくり007』(日本テレビ系)では“体力測定”を行うなど気さくな人柄をアピールしてきた。

 ユーザーからは「民放のバラエティーなどでよく観るようになった。TBS『感謝祭』の赤坂ミニマラソンは印象的だった」(石川県/40代/男性)など、番宣でも100%全力を出し切るという同番組での印象は絶大。もちろん、女優としての名声も高まり「演技の幅が広がっている」(茨城県/10代/男性)など、多彩な役を演じたことで幅広い層から支持を獲得している。朝ドラ『まれ』(NHK総合)のヒロインを経験していることもあり、50代では1位を獲得した。

■朝ドラヒロインにも決定! 下半期は永野芽郁を中心にまわる!?

 3位にランクインしたのは【永野芽郁】。2015年に映画『俺物語!!』のヒロインに抜てきされ、“ラブストーリーの新世代ヒロイン”として一躍注目の存在に。昨年は大河ドラマ『真田丸』での千役ほか、ドラマ『こえ恋』(テレビ東京系)では主演に挑戦。CMでは『カルピスウォーター』『UQモバイル』などに出演して知名度が飛躍。今年は映画『ひるなかの流星』に主演したほか、『PARKS パークス』、『帝一の國』、『ピーチガール』などに話題作に出演し、女優としての力量も提示。

 その流れの中で必然ともいえる、2018年4月スタートの朝ドラ『半分、青い。』(NHK総合)のヒロインにも決定。その起用理由について制作統括の勝田夏子氏は「メイクによって顔立ちが変わる。非常に多彩な顔を見せてくださる」と期待を寄せた。ローティーンの頃からファッション誌『ニコ☆プチ』『nicola』を経て、現在は『Seventeen』のモデルを務めている永野。それだけに、洋服に合わせて表情も変えて撮影するように、さまざまな役柄ごとに表情を変えて、役になりきる“カメレオン女優”ぶりが魅力のようだ。

 主な支持理由としては、「まだお若いのに色々な役をこなされていて、特に『ピーチガール』では新たな役どころを演じられていて可愛かったから」(東京都/10代/女性)など少女漫画原作映画の出演で人気に。そのため、世代別ランキング10代では見事1位を飾っている。

■今後のエンタメシーンを担う“逸材”が続々とランクイン!

 そのほか上位ランキングを振り返ると、4位には映画『無限の住人』に出演の【杉咲花】。昨年は、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』では日本アカデミー賞助演女優賞を受賞し、今後も、アニメ映画『メアリと魔女の花』のヒロイン役の声優などが控えている。「クックドゥのCMで見た時から惹きつけるものがあったが『湯を沸かすほどの熱い愛』などで良い演技を見せていたので」(北海道/50代/女性)など高齢層からの声も多かった。

 7位の【平祐奈】は、映画『ReLIFE リライフ』で中川大志とW主演したほか、『キセキ -あの日のソビト-』など1年で8本もの映画に出演。彼女は、平愛梨の妹として知られ、バラエティー『もしもツアーズ』(フジテレビ系)を愛梨が2月に卒業して、4月から祐奈が週替りレギュラーになるという異例の“姉妹バトンタッチ”も話題に。「可愛いし、もっと売れっ子になる予感がする」(東京都/50代/男性)など、その無垢なキャラクターが愛されている。

 8位の【中条あやみ】は、今年は映画『チア☆ダン?女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話?』で話題をさらい、『覆面系ノイズ』が11月25日公開予定。全身ゴールドの衣装に身を包んだ『NTTドコモ dポイント・dカード』のCMでも人気に。「かわいい。CMでよく見かけた気がする」(鹿児島県/10代/女性)など、特に同年代女性からの支持が高かった。

 さまざまな苦労が実を結び、大躍進となった吉岡里帆。主演級の女優たちを押し退けての1位は、まさに彼女の努力のたまもの。そして、女優業はもちろん、どんなシチュエーションでも全力を出し切る、2位の土屋太鳳の姿勢を鑑みてもわかるように、常にチャレンジ精神を忘れず、高い志を持つことが、飛躍を生む鍵となる。

TOP10ランキング表

【調査概要】
調査時期:2017年6月14日(水)〜6月20日(火)
調査対象:計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代〜50代の男女)
調査地域:全国



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