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岩井俊二原作アニメ『打ち上げ花火』 主題歌はDAOKO×米津玄師

 岩井俊二監督の傑作ドラマを劇場アニメ化する『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』(8月18日公開)の主題歌が、女性ラップシンガーのDAOKO(ダヲコ)とシンガー・ソングライターの米津玄師がコラボした「打上花火」に決定。米津が作詞・作曲・プロデュースを担当した同曲を使用した最新映像も解禁された。

米津玄師とコラボするDAOKO

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 脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁氏が担当し、“繰り返される夏の1日”の、恋の奇跡を描くラブストーリー。総監督は、社会現象化したアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之氏が務め、ヒロイン・なずなの声優を広瀬すずが演じるほか、菅田将暉宮野真守松たか子らが出演する。

 映画の企画が進む中で製作陣から名前が挙がったDAOKOは、中島哲也監督『渇き。』(14年)の挿入歌や、庵野秀明氏率いるスタジオカラ―による『日本アニメ(−ター)見本市「ME!ME!ME!」』の音楽をTeddyLoid氏と共に担当してきた女性アーティスト。声とセンスに以前から注目していたという新房監督は、信頼を寄せていた米津とのコラボに「新たな化学反応が生まれ、すばらしい名曲が誕生したと思います」と自信をにじませた。

 映画の挿入歌として、DAOKOが原作ドラマで主題歌として使用された「Forever Friends」をカバーすることも決定。4月に解禁されていた予告編ですでに流れており、挿入歌のミュージックビデオは、岩井監督がドラマのロケ地で撮影する。

■DAOKOコメント
遠くに見えるおおきな入道雲や、夕焼けのオレンジが反射してきらきらとしている水面、波の音が止まない渚を、男の子と女の子が歩いている情景を浮かべながら歌いました。もうあの時のようには感じられないことばかりだけれど、聴いてくれたみなさまに、典道くんとなずながみているうつくしい世界をこの歌で感じていただけたらなと思います。今年の夏は、きっと花火のように。

■米津玄師コメント
岩井俊二さんの原作が好きでした。夏のひとときの切なさを表現できればと思い作り始めました。DAOKOさんの歌声も相まって、とてもいいものになったと思います。これから映画がどういうものになっていくのかがとても楽しみです。

■岩井俊二コメント
まさか「Forever Friends」のPVを撮りに同じロケ地にふたたびお邪魔することになるとは人生っていろんなことがあるものです。DAOKOさんを4Kで撮りながら歳月の流れを痛感しました。かつてのドラマはKで言ったら約0.5k? 当時はそんなスペックで『北の国から』も撮られていたのです。せめてフィルムで撮っていたら。ネガが残ってたら。今更ながらいろんな“If”を考えてしまいました。そんなことよりDAOKOさんによって「Forever Friends」が蘇ったことを祝福しないと。ありがたいです。

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関連写真

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  • 映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』ポスタービジュアル (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

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