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伍代夏子、船村徹さんへの思い語る 「肱川あらし」ロングヒットの集い

 歌手・伍代夏子が21日、東京・中野サンプラザで今年2月に亡くなった船村徹さん作曲の「肱川あらし」のロングヒット感謝の集いを開き、船村さんと最初で最後のタッグになったことを寂しそうに語った。

「肱川あらし」のロングヒット感謝の集いを開いた(左から)伍代夏子、喜多條忠氏 (C)ORICON NewS inc.

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 今年1月に発売した「肱川あらし」は、船村さんの楽曲と喜多條忠氏の作詞が共感を呼び、じわじわと売れ続けている。売上も約3万5000枚となり、オリコンのロングセラーチャート演歌で4位となっている。

 ようやく船村さんの楽曲を歌うことができた伍代は「念願かなってですから。いただいたときは、うれしかった。レコーディングも一生懸命やって、ゆっくり大事に歌っていこうと思っていた」という。それが船村さんの急死により1度きりのタッグとなってしまった。「先生が急逝された。そして、皆さんがカラオケで歌って応援してくださった。悲しんでばかりもいられない」という思いから全国でキャンペーンを行い、船村さんの最後の楽曲を多くの人に届けた。

 船村さんへの思いを問われると「もっともっと作っていただきたかった。憧れ続けた先生。『肱川あらし』がもっと成長していく過程を見ていただきたかったですし、一緒に喜びたかった。残念です」と寂しそうに語っていた。

 「肱川あらし」は、愛媛県大洲市で冬に起きる冷気に霧を伴った強風。珍しい現象で伍代は愛媛に足を運ぶも、惜しくも見ることができなかったという。「映像があるので、それでイメージを膨らませた」と口惜しい気持ちを明かし「絶対に見ようと思ってます」と“肱川あらし”のリベンジを誓った。

 また、同曲は「非の打ちどころのない人なんていませんよ」と歌い出す。夫・杉良太郎の非の打ちどころについて報道陣から水をむけられると「やだ、何言っているの」と照れつつ「どこかは必ず、ちょっとはあります」と気恥ずかしそうに明かした。

 自身の代表曲になるかと質問されると、伍代は間髪を入れずに「します。なると思います」とキッパリ。狙うは年末の紅白歌合戦。大みそかの予定については「もう空けてます」と宣言していた。

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