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加藤一二三九段、現役引退に「幸せな棋士人生」 “感想戦なし”ネットで反響

 20日に『第30期竜王戦』6組の対局で高野智史四段(23)に敗れ、現役引退となった加藤一二三九段(77)が同日、自身のツイッターを更新。改めて引退を報告するとともに「幸せな棋士人生をありがとうございました」と関係者やファンに向け感謝をつづった。

現役引退となった加藤一二三九段 (C)ORICON NewS inc.

現役引退となった加藤一二三九段 (C)ORICON NewS inc.

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 1954年、当時の史上最年少記録となる14歳7ヶ月でのプロデビューから約63年間の長きにわたった棋士人生。ツイッターでは「本日を持ちまして、わたくし加藤一二三は公式戦からは現役を退く運びとなりました」と報告するとともに、「10歳のとき新聞の観戦記に触れ将棋の本質を悟ったわたくしが、天職である将棋に、最善の環境の中、生涯を懸け全身全霊を傾け打ち込むことができましたのは、御支援賜りましたスポンサー、将棋ファンすべての皆様おひとりおひとりのおかげに他なりません。幸せな棋士人生をありがとうございました」と感謝を述べた。

 ネットでは、対局後の加藤九段が一局を振り返る「感想戦」を行わず将棋会館を後にしたことが話題に。SNSでは加藤九段の対応に賛否あったものの、「加藤一二三の感想戦しない気持ち、かっこいいと思った」「よっぽど悔しかったんかなぁ。最後までレジェンドだった」など、最後の戦いを終えた御大を称える声が多くあがった。

 また対局後、報道陣を振り切り無言で会館を去った加藤九段があえてツイッターで胸中を語ったことにも「感想戦なしでTwitterアップしてるひふみんは、現代っ子みたい」「ツイッターで感想戦もいつか期待」など、キャラクターが愛される“ひふみん”らしいと注目を集めていた。

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