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滝沢秀明が30代で新たな挑戦、ジャニーズ同世代による人気番組復活に意欲

 人気デュオ・タッキー&翼滝沢秀明が、大ヒット映画『呪怨』(2003年)の清水崇監督が手掛けるホラー最新作『こどもつかい』(6月17日公開)に出演。彼にとって、意外にも今作が映画初主演だという。少年期から活躍してきた滝沢も、いまや30代。同じジャニーズ事務所に所属する同世代の仲間も多いが、彼らとはジャニーズJr.時代の思い出を語り合うこともあるとか。大人になった今の滝沢秀明だからこそできる、新たな挑戦とは?

◆『8時だJ』を復活させたい、同世代の仲間と共通する思い

 13歳でジャニーズ事務所に所属し、1995年のドラマ『木曜の怪談〜怪奇倶楽部〜』(フジテレビ系)で初主演を務めた滝沢秀明。同じくドラマ『魔女の条件』(TBS系 1999年)では、女性教師と恋に落ちる男子高校生というセンセーショナルな役柄で、大きな話題となった。タッキー&翼としてCDデビューすると、2006年にはシングル「Venus」がロングヒットを記録。音楽活動とともに、現在は舞台『滝沢歌舞伎』で海外公演も果たすなど、その活躍は続いている。

 そんな滝沢も、いまや35歳。今年、ジャニーズで初めて“白髪染め”のCMに登場したことでも注目された。

 「年齢をあまり気にしたことはないけれど、30代の大人だからこそ常に子ども心を持っていたいという気持ちはあります。たとえば、先輩であるマッチさん(近藤真彦)を見てると、大きな子どもみたいだと思うんです(笑)。でもそこが魅力だし、男の自分から見てもカッコイイ。いくつになっても、そういう気持ちは持っていたいと思います」

 そう語る滝沢には、ジャニーズ事務所内に多くの同世代の仲間たちがいる。

 「プライベートではそこまで付き合いがあるわけではないですけど、同じ世代の者同士で集まったりすると、ジャニーズJr.時代の思い出話ばっかりしているんですよ。しかもめちゃくちゃ盛り上がる(笑)。そういうところは年をとったのかなって思うけど、むしろそれが楽しかったりしますね。よく話すのは『当時のメンバーでまた一緒に番組をやりたいよね』っていう話題。とくに、Jr.時代にやっていた『8時だJ』(テレビ朝日系)を復活させたいという話は、メンバー同士でしょっちゅう言っていて。みんなその思いは共通で持っているんじゃないかな」

 『8時だJ』とは1998年から翌年まで放送され、滝沢秀明を中心に、現在の関ジャニ∞のメンバー、山下智久生田斗真らがジャニーズJr.として出演していた人気番組。復活を期待していると伝えると、滝沢は「はい、がんばります」と笑顔を見せていた。

◆すべてはタイミング、30代になったからこそできる役柄も

 その笑顔は昔から変わらないが、まとう空気感や佇まいには、10代の頃から主役を張り続けてきた人間ならではの、肝の据わった落ち着きや風格がある。だが、その一方で若々しさを失わないのは、本人も語るとおり「子ども心」のお陰なのかもしれない。言い換えるなら、新しいことへのトライを恐れない精神の表れだろう。その一つとして、初の映画主演作で清水崇監督のホラー作品『こどもつかい』に挑戦。これまでの“タッキー像”を覆す斬新な役柄に挑んでいる。

 「ホラー映画と聞いて周りは驚いていましたけど、とくに狙いはありません。プロットの段階でも、非常にミステリアスで面白いという印象を受けたし、僕らは『呪怨』などを観てワーワー騒いだ世代なので、嬉しかったですね。こういった役はやったことがなかったので、僕の中でもひとつのチャレンジ。いい意味で攻める作品になったかなと思います。僕が10代だったら絶対にできなかったし、30代になったからこそできるキャラクター。すべてはタイミングですね」

 滝沢が演じる“こどもつかい”は、謎めいた特異な役柄。監督と相談しながら、1年かけてじっくりキャラクターを練り上げていった。撮影現場では、滝沢自身が「思いきりやってほしい」と伝え、実際の顔がわからなくなるほどのメイクも辞さなかったという

 「これまでのどんなキャラクターとも似ていていなくて、やっていても面白かったです。作品自体も、わかりやすい驚きというよりも、ジワジワ精神的に追いつめられていく怖さがある。そういう意味では、新ジャンルのホラー映画に仕上がったのかなと思います。何でもそうだけど、ひとつのジャンルやひとつの時代を作るときは、何かしら絶対にチャレンジがあると思うんです。『呪怨』もまさにそういう作品だったと思うし、今回でまたひとつ、清水監督が新たな時代を仕掛けたのかな、という熱を感じました」

 清水監督による新ジャンルのホラー映画と、現在の滝沢だからこそ生み出せたキャラクター。それぞれの挑戦が、また新たな魅力を作っていくだろう。
(文:若松正子)



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