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野際陽子さん出演『やすらぎの郷』で追悼テロップ「心よりご冥福をお祈り申し上げます」

 今月13日に81歳で亡くなった女優・野際陽子さんの訃報を受け、出演中のテレビ朝日系ドラマ『やすらぎの郷』(月〜金 後0:30〜0:50)の16日(第55話)の冒頭部分で、「心よりご冥福をお祈り申し上げます」と野際さんを追悼するテロップが流れた。

テレビ朝日『やすらぎの郷』に出演していた野際陽子さん(左) (C)テレビ朝日

テレビ朝日『やすらぎの郷』に出演していた野際陽子さん(左) (C)テレビ朝日

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 同ドラマは、“業界人”専用の老人ホーム「やすらぎの郷」を舞台に、全盛期の映画、テレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャン、アーティストたちが繰り広げる、ノスタルジー漂う人間喜劇。シニア世代が直面するさまざまな問題もユーモラスに描いている。

 野際さんは、主演の石坂浩二、浅丘ルリ子、八千草薫、加賀まりこ、有馬稲子、五月みどりらとともに、メインキャストに名を連ね、元女優の井深凉子役で出演。「やすらぎの郷」の創始者と、元女優・九条摂子(八千草)の過去にまつわる実話をフィクションとして仕立てた小説を書き、騒動を巻き起こしていた。菊村栄(石坂)に説得されて原稿を破棄することを決め、一件落着したと思われていたが、ドラマ化の話が持ち上がっている、という新たな展開が、来週19日以降の放送で描かれる。

 19日放送の第57話では、「やすらぎの郷」に夏恒例のヌーディスト・ビーチが出現し、野際さん扮する涼子が一糸まとわぬ姿で海水浴に興じるシーンがあるという。

 同ドラマで共演するミッキー・カーチスは、撮影現場で最後に野際さんと会ったのは5月上旬だったといい、「野際さんとは、こんな長いことやってるのに、現場が一緒になったのは、『やすらぎの郷』が初だったんだよ。現場では、昔のフランスに行っていた話を聞いたり、つい最近まで現場でしゃべってたから、本当に信じられないよ。すてきな女優さんだったね。ご冥福をお祈り致します」とコメントを寄せている。

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