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秋元康氏プロデュース「22/7」ら8組競演 ソニーイチ押し新人ライブ

 ソニー・ミュージックレーベルズ(以下SML)が15日、東京・Zepp Tokyoで3回目となる新人コンベンション『Sony Music Labels 2017』を開催し、各レーベルイチ押しの22/7UNIONE、電波少女、the peggies、FlowBackRIRIグレース・ヴァンダーウォール、YOUNG JUJUの8組が競演した。

秋元康氏がプロデュースする声優アイドル「22/7」(ナナブンノニジュウニ)が初パフォーマンス

秋元康氏がプロデュースする声優アイドル「22/7」(ナナブンノニジュウニ)が初パフォーマンス

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 音楽業界関係者が詰めかけたイベントのトップバッターで登場したのは、秋元康氏がアニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとタッグを組み、総合プロデュースを手がける声優アイドルグループ「22/7(ナナブンノニジュウニ)」。キャラクターの声優を務めるメンバーは朗読劇を開催しているものの、この日が初のライブパフォーマンスとなった。

 日本のアニメ界を代表するクリエイターが生み出した8キャラクターが幕に投影されると、「皆様はじめまして22/7です。私たちはデジタルアイドルとしてメジャーデビューに向けて頑張っております」「このような舞台に立たせていただくことは本日が初めてなので非常に緊張しています」「私たちの初めてのパフォーマンスをご覧ください」とあいさつ。オリジナル曲を初披露した。

 歌い終わると幕が落とされ、キャラクターの声を演じていた8人のメンバーが登場。キャラクターのダンスや動きは、それぞれの声優のモーションキャプチャーによって再現されていることが説明され、今度は声優8人がバンド生演奏でワンコーラス披露。5月19日に配役が決まり、素顔を公開したばかりのメンバーはガチガチに緊張しながらも、演奏の音にかき消されまいと初々しいパフォーマンスを見せた。

 アメリカの人気オーディション番組『アメリカズ・ゴッド・タレント』(第11シーズン=2016年)で優勝した弱冠13歳の米シンガー・ソングライター、グレース・ヴァンダーウォールは初来日。毒舌で知られる名物プロデューサーのサイモン・コーウェルに「君は未来のテイラー・スウィフトになる」「100%スター、彼女は特別だ」とべた褒めされ、テイラーやレディー・ガガケイティ・ペリーらも絶賛する堂々たるステージングを披露した。ウクレレ弾き語りで大人びた歌声を響かせると「ソー・ハッピー」「ありがと!」とあいさつして照れ笑いし、このときばかりは13歳の少女に戻った。

 また、ソニーミュージックの新たな取り組みとして発足させた新レーベルと新プロジェクトを改めて説明。グループ会社のアニプレックスによる海外戦略と連携し、世界規模でのライブ/リリース展開を視野に入れている「SACRA MUSIC」、SMLと韓国の大手芸能事務所JYPが共同プロジェクトを立ち上げて7年目の今年、ジャンルに特化したレーベルとして設立した「Epic JYP」、新人の発掘からリリースまで縦断で活動をサポートする「次世代ロック研究開発室」のラインナップが紹介された。

■出演アーティストコメント(出演順)
▽22/7(ソニー・ミュージックレコーズ)
22/7は声優アイドルグループとして、日々声優演技やダンス、ボーカルレッスンに励んでいます。声優としての表現とアイドルとしての表現、その2つを融合させて新しいパフォーマンスを生み出し、皆様にお届けできるよう頑張ります!

▽YOUNG JUJU(※新レーベル)
これまで支えてきてもらったたくさんの方々に恩返しようという気持ちでやってきました。これからもとにかく音楽を一番に、聴いたらすぐにあの人の音楽だなってわかるような楽曲を作っていきたいと思っています。ラッパーとして成功する姿をみせて、キッズ達に夢を与えていきたいです。

▽UNIONE(SMEレコーズ)
メジャーデビューから1年、がむしゃらにできることを精一杯やってきました。その中での様々な出会いが僕たちを成長させてくれたと感じています。そんな出会いをこれからも大切にしながら、聴いてきた音楽やルーツが違う5人が合わさったときの“声”を武器に、日本そしてアジアでも活躍できるようなアーティストになっていきたいです。

▽電波ガール(アリオラジャパン)
うらみ、つらみやネガティブな感情を歌う、電波少女というキャラクターを守って期待を裏切りつつ予想を越えたいなと思いながら活動してきました。やりたいことや自分たちの世界観を貫き通しながら大きな規模で活躍するSEKAI NO OWARIさんのようになりたいです、色は違えど(笑)。わかりやすい形でどんどん結果を残してきたいです。

▽グレース・ヴァンダーウォール(ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
いつも音楽を作る時はヒットを意識して制作するとかではなく、心で感じたことや歌っていて自分が楽しいことを大事にしてきました。なので、今後大きなツアーをまわる時も部屋で音楽を作る時も、常にハッピーでいられればと思っています。日本は天気も良いし(笑)、素晴らしい人たちばかりなので、すぐにまた戻ってきたいです!

▽the peggies(EPICレコードジャパン)
メンバー3人とも音楽の好きなジャンルがバラバラだけど、だからこそ音楽やバンドが好きで活動してる3人なんだということを大事にしてきました。邦楽ロックという枠にとらわれず横浜アリーナ2DAYSを目指して、中学校の休み時間にthe peggies好き派と嫌い派で喧嘩されるようなバンドになりたいです。9年間一緒にやってきた3人でやっとたどり着いたメジャーデビューなので、私達を見てバンドを始めてくれる人たちが増えるよう頑張ります!

▽FlowBack(キューンミュージック)
ファンのみなさんも含め、まわりからのサポートへの感謝の気持ちを忘れずに、血の通った音楽を作ることを心がけてきました。そして何より、“自分たちの音楽が一番かっこいい!”という思いを大切にしています。FlowBackみたいになりたいと、誰かの夢になれるような存在になりたいです。音楽はもちろん、ダンス、ファッションなど色々なジャンルのトレンドをFlowBackから発信していきます!

▽RIRI(ソニー・ミュージックアソシテイテッドレコーズ)
ライブでは、見てくれている方々にしっかり自分の気持ちが届くように歌うことを一番大切にしています。そうやって歌うことで日本はもちろんですが、世界でも活躍出来るアーティストになりたいです。そんな自分の姿をたくさんの人に見てもらい、夢に向かって頑張っている人たちに勇気を与えるような存在になれればと思っています。

関連写真

  • 秋元康氏がプロデュースする声優アイドル「22/7」(ナナブンノニジュウニ)が初パフォーマンス
  • 22/7(ナナブンノニジュウニ)がオリジナル曲を披露
  • ソニー・ミュージックレーベルズの新人コンベンション『Sony Music Labels 2017』に出演したグレース・ヴァンダーウォール
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  • ソニー・ミュージックレーベルズの新人コンベンション『Sony Music Labels 2017』に出演したFlowBack
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