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アニメーション映画『GODZILLA』11・17公開

 日本が生んだ世界的キャラクター「ゴジラ」。1954(昭和29)年の誕生以来、初のアニメーション映画として製作される『GODZILLA 怪獣惑星』の公開日が11月17日に決定した。本作に登場する“ゴジラ”のビジュアルの一部も解禁。ハイコントラスト調のシルエットで、体長や体色などはまだわからないが、昨年、興行収入82.5億円の大ヒットを記録した実写映画『シン・ゴジラ』とも異なる姿となっている。

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』11月17日公開。ティザービジュアル第3弾(ゴジラビジュアル)(C)2017 TOHO CO.,LTD.

アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』11月17日公開。ティザービジュアル第3弾(ゴジラビジュアル)(C)2017 TOHO CO.,LTD.

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 今回のビジュアル解禁にあたって静野孔文監督は「これまでのゴジラにしばられなくていい、と当初より東宝からお許しをいただいたので、自由な発想でアニメならではのかっこいいゴジラができ上がったと思います」。共同監督を務める瀬下寛之監督も「膨大な質量を支えるための独特の体組織と筋繊維の集積により、とてつもなくたくましいフォルムの造形となりました。創造した我々自身が平伏すような、恐ろしくも神々しい、作品全体を震わせる圧倒的な存在。それが本作のゴジラです」と自信たっぷりに語っている。

 本作が描くのは、これまでのどんな『ゴジラ』とも一線を画すシビアでハードな未来世界。2万年後の地球を舞台に、“ゴジラ”と人間と2種族の異星人の因縁によって物語が大きく展開する。エグゼクティブプロデューサーを務める東宝の古澤佳寛氏は「生命として2万年成長し続けた結果、『シン・ゴジラ』に登場する個体をも超える歴代最大サイズのゴジラが誕生しました。永きにわたり地球に君臨し、独自の生態系を築き上げたゴジラの姿にどうぞご期待ください」とコメント。

 今月14日より、フランスで開催される世界最大規模の『アヌシー国際アニメーション映画祭』に、今後公開の長編新作のメイキングを紹介する「Work in Progress」というプログラムで招待を受け、静野・瀬下の両監督が参加する。この「Work in Progress」に昨年は『この世界の片隅に』(片渕須直監督)が、15年に『バケモノの子』(細田守監督)が招待されており、今年も注目を集めそうだ。

■スタッフ
監督:静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
シリーズ構成:虚淵玄(ニトロプラス)・村井さだゆき
キャラクターデザイン原案/コザキユースケ
アニメーション制作:ポリゴン・ピクチュアズ

■キャスト
宮野真守
櫻井孝宏
花澤香菜
杉田智和
梶裕貴
諏訪部順一

■映画公式サイト
godzilla-anime.com

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