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『海猿』コンビ12年ぶり再共演 仲村トオル、変わらない伊藤英明に「思い切り本能通りに動いてくる」

 俳優の藤原竜也が美しき殺人犯に扮する映画『22 年目の告白―私が殺人犯です―』(10日公開)。藤原とW主演を務める伊藤英明の初共演など、豪華キャストが話題となっているが、大ヒットシリーズ『海猿』で“伝説のバディ”として人気を博した仲村トオルと伊藤の再共演にも注目が集まっている。

『22年目の告白―私が殺人犯です―』で12年ぶりに再共演を果たした伊藤英明(上)と仲村トオル (C)2017 映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」製作委員会

『22年目の告白―私が殺人犯です―』で12年ぶりに再共演を果たした伊藤英明(上)と仲村トオル (C)2017 映画「22年目の告白−私が殺人犯です−」製作委員会

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 テレビドラマ化ののち映画化もされ大ヒットシリーズとなった『海猿』は、今も根強い人気を誇る作品。伊藤は主人公で海上保安官の潜水士である仙崎大輔、仲村は仙崎の先輩で初めてのバディとなる池澤真樹を演じた。

 若くてやんちゃで恐れ知らずな仙崎に対し、池澤は寡黙で仕事一筋で、2人の性格はまさに“凸凹コンビ”。池澤は仙崎をバディとして認めず、仙崎も何を考えているか分からない池澤とギクシャクしてしまうのだった。

 そんな2人だが、訓練をしていく中で徐々にお互いのことを理解し始める。池澤は仙崎のまっすぐな熱い思いに心を打たれ、仙崎も池澤の内に秘めた仕事や家族、後輩に対する思いを知り信頼関係を築いていき、ようやくバディとして関係ができた矢先、池澤が海賊の銃弾に当たり亡くなってしまう。突然のつらい別れのシーンは涙を誘い、仙崎の初めてのバディとなる2人はシリーズの中でも人気を博した。

 映画『22年目の告白〜』では、そんな2人が『海猿』以来12年ぶりに共演。伊藤は22年前の事件で全てを失い、殺人犯・曾根崎を追う牧村刑事、仲村は連続殺人事件の真相を追うジャーナリスト仙堂俊雄を熱演。曾根崎を追うという目的はどちらも一緒だが、仙堂は時効を迎え法で裁けなくなった曾根崎をジャーナリズムの観点から追い詰め、自身がキャスターを務める報道番組「NEWS EYES」の生放送に曾根崎を出演させ真実を明かそうとする。

 伊藤は、仲村との共演について「トオルさんは相変わらずストイックでかっこいい。人間として尊敬できる先輩と改めて共演させてもらえてありがたかった」と笑顔で振り返り、当時はまだ20代だったこともあり「12年前より自分がちょっと成長できた姿を見せられたし、撮影を終えてみてすごく良い刺激になりました」とコメント。

 仲村も「元々骨格のしっかりした男ですが、さらに身も心も骨太になったなという感じがすごくしました。『ここはそういう約束をしていないから、こういう動きをしてはダメかな』と考えたりしますが、彼はあんまり考えないんじゃないですかね(笑)。思い切り本能通りに動いてくるから、こっちも受け止めなきゃいけない。楽しかったですね」と伊藤の成長を感じられたようだ。

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