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芸能人の権利守る『日本エンターテイナーライツ協会』発足「事務所との架け橋に」

 芸能人の個人の権利を守ることを目的とした『日本エンターテイナーライツ協会』の発足会見が9日、都内で行われ、弁護士の望月宣武氏、向原栄大朗氏、安井飛鳥氏、河西邦剛氏、佐藤大和氏が出席した。

『日本エンターテイナーライツ協会』の発足会見の模様 (C)ORICON NewS inc.

『日本エンターテイナーライツ協会』の発足会見の模様 (C)ORICON NewS inc.

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 同団体は、芸能人の権利擁護を掲げて発足。活動内容の柱として「芸能人らの権利を守る」「芸能人らのセカンドキャリア形成を支援する」「芸能人らの地位を向上させる」の3つを掲げ、具体的な行動として、メディアや芸能事務所に対する意見表明、企業と連携してのセカンドキャリア支援、芸能人の労働組合設立の支援などを行っていく。

 佐藤弁護士は「この2年間、不倫、移籍、薬物と芸能界でいろんな事件が起きている。こうした状況を見て、今年の1月くらいから準備を始めた」と発足にいたった思いを説明。「我々は決して事務所側と対立構造を取りたい訳ではなく、芸能人側との架け橋になれたら。対立しなければいけない場面もあるかもしれないが、業界団体と方向性の違いもそれほどないと思う」と強調した。

 主には芸能界に入る際の契約書に関して、一方的に芸能人側が不利になるようなものを是正する「統一契約書」の作成、事務所とのトラブルが起きた際の相談窓口としての役割を担うが、将来的には芸能人の独立問題なども扱っていく予定。すでに、数十件の相談がメールフォームに寄せられているといい「驚くくらいの反響をいただいています。具体的なタレントさんから(の相談)もあります」と明かした。

 会見にはそのほか、同団体のサポーターを務める、俳優の今野悠夫、音楽家のしほり、元SKE48のメンバーで女優・ダンサーの桑原みずきも出席。桑原は「私は、自分のやりたいことができて充実したセカンドキャリアを築けていますが、これまで『SKE』という肩書きを使いたい悪い大人が寄ってきたこともあった。このような団体ができることは非常にありがたいと思います」と言葉に力を込めていた。

関連写真

  • 『日本エンターテイナーライツ協会』の発足会見の模様 (C)ORICON NewS inc.
  • 『日本エンターテイナーライツ協会』の発足会見に出席した桑原みずき (C)ORICON NewS inc.

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