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ビートたけし、小説執筆中明かす 芥川賞の又吉に刺激「漫才師は才能ある」

 お笑いタレント・ビートたけし劇団ひとりが6日、東京・虎ノ門ヒルズカフェに期間限定でオープンするアサヒ飲料『ワンダ 極 “深入りの極”体験イベント』のオープニングイベントに参加。芥川賞を受賞した又吉直樹ピース)に刺激を受けて小説を執筆中であることを明かした。

小説を執筆中だと明かしたビートたけし (C)ORICON NewS inc.

小説を執筆中だと明かしたビートたけし (C)ORICON NewS inc.

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 同製品のCMでたけしが北野武部長として、ひとりが社員役で出演する。イベントでは武部長の司令で煎り具合に違うコーヒーの飲み比べなどを実施。ひとりが「CMの契約に響きそう」と恐る恐る回答したが見事正解。ガッツポーズするひとりに対して、たけしは「カンペが出てるもんな。飲みながらジッと見てた」とバラして慌てさせていた。

 また、「極めるとは?」と司会から質問されるとたけしは「仕事も一生懸命やってきて、かなり上の方に来たと思っても、パッと上を見るともっと上の人がいる。いくら頑張っても上がることに気が付くことが極み。今日、このごろ思う」としみじみ語っていた。

 代表質問で情熱的に力を注いでいることを問われると、たけしは「最近、忘れてた文学」といい「又吉が芥川賞をとった。漫才師っていうのは才能あるなって思った」と執筆しようと思ったと経緯を説明。「自分も小説もいっぱい書いてきたけど、なんの賞にも引っかからなくて頭にきた。真剣に書いてやる、直木賞とってみせるって言っているんだけど、周りの人は、また始まったかって言っている」と苦笑。「どうしても書いているうちに漫才の台本になっちゃう。笑わしにかかっちゃう。それをどうやってこらえるかが大変」と苦悩も語っていた。

 その後、譲れないこだわりについても熱弁。「舞台のお笑い出身なので1000人いて笑わないより、2〜3人でウケた方がいい。目の前のお客がウケたかウケないかだけを気にするようにする」と明かした。

 一方、ひとりは「たけしさんと逆で目先のギャラがいい方」とボケつつ「20年以上前、ネタ作りを教えてもらった。カメラ回っていないところで。僕らって机の前で台本上にネタを書いちゃうけど、そうじゃなくて全然、吹けない縦笛を持ってきて、どうにかネタにできないか、そういうのもあるよって教えてもらった。それでネタ作りがガラって変わった」とたけしに感謝した。

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  • 小説を執筆中だと明かしたビートたけし (C)ORICON NewS inc.
  • たけしにピコピコハンマーで叩かれる劇団ひとり (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)ビートたけし、劇団ひとり (C)ORICON NewS inc.
  • アサヒ飲料『ワンダ 極 “深入りの極”体験イベント』のオープニングイベントに参加した(左から)ビートたけし、劇団ひとり (C)ORICON NewS inc.
  • アサヒ飲料『ワンダ 極 “深入りの極”体験イベント』のオープニングイベントに参加した劇団ひとり (C)ORICON NewS inc.
  • アサヒ飲料『ワンダ 極 “深入りの極”体験イベント』のオープニングイベントに参加した劇団ひとり (C)ORICON NewS inc.

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