1980年代『週刊少年ジャンプ』(集英社)の黄金期に一世を風靡(ふうび)し、アニメ化もされ、主題歌であるクリスタルキングの名曲「愛をとりもどせ」も大ヒットした『北斗の拳』(原作:武論尊、漫画:原哲夫)が、連載開始から来年で35周年を迎えるのを前に、初めて舞台化されることが5日、発表された。 舞台『北斗の拳 ‐世紀末ザコ伝説‐』の脚本は、「SUGARBOY」を主宰する川尻恵太氏。ラーメンズ・小林賢太郎作品の演出補、エレキコミック構成作家。おん・すてーじ『真夜中の弥次さん喜多さん』、TEEN×TEEN THEATER『初恋モンスター』(共に脚本・演出)ほかを手掛けてきた川尻氏が、ザコの、ザコによる、ザコのための、ザコだけの舞台を書き上げる。演出は、「KPR/開幕ペナントレース」を主宰し、全作品の構成・脚本・演出を担当する村井雄氏が行う。
2017/06/05