東京・三鷹の森ジブリ美術館で27日より、新企画展示『食べるを描く。』がスタートした(来年5月までを予定)。“ジブリ飯”という愛称もあるほど、スタジオジブリ映画に欠かせない“食”のシーンに着目。宮崎駿監督が「食事のシーンを入れると映画が豊かになる」とこだわってきたおいしそうな食べものや食事のシーンが、どのようにして描かれていたのか、その秘密をひも解いていく。 スタジオジブリの作品は、日常を丹念に描き、日々の営みをきちんと表現していることが特徴の一つにあげられる。そのような日常描写の中で、多くの人の記憶に残るものが食事のシーンだ。人間は生きるために食事が欠かせないということもあるけれど、ただそれだけはない。
2017/05/28