ザ・ドリフターズの高木ブー（84）が25日、東京・タワーレコード渋谷店で行われたザ・ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ』50周年記念盤の発売記念イベントに出席した。

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　1966年に東京・日本武道館で行われたザ・ビートルズの来日公演にザ・ドリフターズとして前座を務めた経験を持つ高木は「当時の僕らはまだ現役でバンドをやっていて、その頃からビートルズを知ってはいたけど、前座に呼ばれる事自体に『なぜ僕ら？』と、未だに疑問です。『ほかのグループが忙しくて呼ばれたんだよ』と笑い合っていました」と懐かしそうに回顧。半世紀以上経った現在もオファーの理由を知らずじまいだという。

　さらに「（いかりや）長（介）さんやジョン・レノンも死んじゃってるから、もう絶対に共演できない。ドリフターズというグループとしてはすごいことだったんだなと。自慢できることです」と感慨深げに語り「すごい影響を受けました。ビートルズの前座を務めてからいろいろと変わりましたね」と振り返った。

　実際にステージで使用したギターを披露しながら思い出話に花を咲かせ、おなじみのウクレレで同バンドの楽曲を生演奏。自己採点を求められると「久しぶりにビートルズやったから50点くらいかな」とほほ笑んでいた。

　同アルバムは、あす26日午前0時より同店にて世界最速販売が実施される。