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永瀬正敏、カンヌで号泣「あんなに温かい拍手は初めて」 主演作『光』公式上映

 フランスで開催中の『第70回カンヌ国際映画祭』の「コンペティション部門」に選出された映画『光』の公式上映が、グラン テアトル リュミエールの劇場で現地時間22日夜に行われ、河P直美監督、主演の永瀬正敏水崎綾女神野三鈴藤竜也、音楽のイブラヒム・マーロフが出席した。

カンヌ国際映画祭でレッドカーペットに登場した(左から)水崎綾女、藤竜也、河P直美監督、永瀬正敏、神野三鈴、イブラヒム・マーロフ (C)Kazuko Wakayama

カンヌ国際映画祭でレッドカーペットに登場した(左から)水崎綾女、藤竜也、河P直美監督、永瀬正敏、神野三鈴、イブラヒム・マーロフ (C)Kazuko Wakayama

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 今回で8度目と日本人監督して最多のカンヌ出品を誇る川瀬監督の最新作とあって、メイン会場前のレッドカーペットには100台以上のカメラが集まり、2300席のチケットは完売。カンヌに愛される川瀬監督の人気は健在だった。

 レッドカーペットに一行が登場すると、無数のフラッシュと沿道から多くの歓声が寄せられ、監督・やキャストは笑顔で対応。川瀬監督は作品のイメージ合わせて“風を受けて光を放つイメージ”のTAE ASHIDAのドレスにブルガリの宝飾を身につけた。そんな監督を挟むのが、3年連続で出演作が同映画祭に出品された主演の永瀬と、1976年に主演作『愛のコリーダ』が同映画祭で上映されたレジェンドの藤だった。

 公式上映の終盤に『光』のタイトルがスクリーンに登場した瞬間から、エンドロールまで拍手は続き、場内が明るくなると10分間のスタンディングオベーション。川瀬監督が涙を見せ、弱視のカメラマンを演じた永瀬は劇中で“心臓”と呼んだカメラのローライ・フレックスを抱きしめながら号泣した。

 上映終了後、川瀬監督は「言葉にならないものが込み上げてきて、今まだ整理できていませんが、もしかしたらこの映画は言葉にならないものを人々に届ける、そんな力を持っているのかなと思います」とコメント。

 永瀬も「エンドロールが終わって何回も拍手をいただいて、その後あんなに長いスタンディングオベーションをいただいて、エンドロールが終わって格好良く立ち上がろうと思っていたのですが、ダメでした。あんなに温かい拍手は初めていただいたとおもいます」と感激していた。

 「コンペティション部門」の授賞式は、現地時間28日に実施。同作は27日より全国公開される。

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  • カンヌ国際映画祭でレッドカーペットに登場した(左から)水崎綾女、藤竜也、河P直美監督、永瀬正敏、神野三鈴、イブラヒム・マーロフ (C)Kazuko Wakayama
  • 『第70回カンヌ国際映画祭』に出席した(左から)神野三鈴、藤竜也、河P直美監督、永瀬正敏、水崎綾女
  • 『第70回カンヌ国際映画祭』に出席した(左から)、イブラヒム・マーロフ、神野三鈴、永瀬正敏、河P直美監督、藤竜也、水崎綾女(C)Kazuko Wakayama
  • カンヌ国際映画祭でレッドカーペットに登場した(左から)水崎綾女、藤竜也、河P直美監督、永瀬正敏、神野三鈴、イブラヒム・マーロフ (C)Kazuko Wakayama

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