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萩尾望都氏の不朽の名作『ポーの一族』、宝塚歌劇にて舞台化

 40年ぶりの新エピソード『ポーの一族〜春の夢〜』が、『月刊flowers』(小学館)に連載されて話題となったことも記憶も新しい、萩尾望都氏の不朽の名作『ポーの一族』が、来年1〜3月、宝塚歌劇団により舞台化されることが23日、明らかになった。これまで萩尾氏自身があらゆる上演希望を断り続けた舞台化が、ついに実現する。

萩尾望都氏の不朽の名作『ポーの一族』宝塚歌劇が舞台化(画像提供:小学館)

萩尾望都氏の不朽の名作『ポーの一族』宝塚歌劇が舞台化(画像提供:小学館)

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 『ポーの一族』は1970年代に『別冊少女コミック』に連載された、少年の姿のままで永遠の時を生きる吸血鬼エドガーを主人公とする一連の物語。フラワーコミックス復刻版全5巻、小学館文庫全3巻などで発売中(電子版も配信中)で、少女漫画の枠を越えて幅広い読者を獲得した。

 舞台化するのは、宝塚歌劇花組で、トップスター・明日海りお、トップ娘役・仙名彩世を主演に、小池修一郎氏の脚本・演出で宝塚大劇場、東京宝塚劇場にて上演される。小池氏は、この作品をいつかミュージカル化したいと夢見て宝塚歌劇団に入団したといい、初めて萩尾氏に舞台化を申し出たのは1985年にさかのぼる。

 第2次世界大戦の最中にエドガーとアランがウェールズでひとりのドイツ人の少女と出会うことから始まる新エピソード『ポーの一族〜春の夢〜』は、フラワーコミックススペシャルとして7月10日に発売される。

■宝塚歌劇公式ホームページ
http://kageki.hankyu.co.jp/

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