俳優の橋爪功（75）が23日、都内で行われた主演映画『家族はつらいよ2』公開直前舞台あいさつに登壇。パート2の公開を目前に控えている中「一応、水面下でパート3を作ろうという話になっていて、どうも実現が濃そうです」と明かすと、会場からは大きな拍手が送られた。

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　続けて「それもこれも、パート2が大ヒットすればの話。きょう、タダで観に来た皆さんの協力が必要です」とにっこり。これまで主演として同作の宣伝をするために、各地を飛び回っていたそうだが「（劇中の）家族が非協力的で、誰も来てくれない。ひそかに妻夫木（聡）を期待していたんですけど、きょうは来ませんから！」と笑わせた。

　舞台あいさつにはそのほか、小林稔侍（76）、風吹ジュン（65）も登壇し、司会はテレビ朝日系『マツコ&有吉 かりそめ天国』などに出演中の久保田直子アナウンサー（35）が担当。終始恐縮しきりの久保田アナだったが、小林が「さっき、づめさん（橋爪の愛称）が楽屋に入ってきた時にブスっとしていたけど、あれは照れ屋なだけで『君のことを見ているよ』って発信しているんだよ」と明かすと、ホッとしたように顔をほころばせていた。

　山田洋次監督（85）がメガホンを取った同作は、熟年離婚を巡り、一家の悲喜こもごもを描いたコメディードラマの続編。離婚危機を乗り越えた平田家の面々が、父親の同級生が来訪したのを機に新たな騒動を巻き起こす。27日より公開される。