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sumika、“価格設定自由”CDをタワレコ11店舗で限定販売「1円でも1000円でも」

 4人組ロックバンド・sumikaがきょう18日、購入者が自由に価格を決められる“価格設定自由”CDシングル「Dress Farm #3」(ドレス・ファーム・シャープ・スリー)をリリースした。

sumikaがリリースした“価格設定自由”CD「Dress Farm #3」

sumikaがリリースした“価格設定自由”CD「Dress Farm #3」

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 sumikaは過去に同じ企画を手売り販売で行ったことがあるが、今作はタワーレコードの11店舗で販売。今夏にリリースされる1stフルアルバムに収録予定の新曲「春風」に加え、2月25日に行われた東京・Zepp DiverCity単独ライブで披露した「ふっかつのじゅもん」「リグレット」のライブ音源の計3曲が収録される。

 本作はタワーレコード渋谷店、新宿店、名古屋パルコ店、梅田NU茶屋店、仙台パルコ店、広島店、札幌ピヴォ店、横浜ビブレ店、グランツリー武蔵小杉店、福岡パルコ店、下北沢店で、きょう18日〜21日まで(下北沢店は20・21日のみ)の期間限定販売。バンドの公式サイトでは6月30日まで販売される。

 メンバーは価格設定自由CDにリリースする理由について、以下のコメントを寄せている。

■sumikaコメント

数億円の値がつく名画も、数時間並ばないと食べる事が出来ないパンケーキも、険しい道のりを何日も歩かねばお目にかかれない絶景も、誰かにとってはそれほどの価値があるし、他の誰かにとっては、全く価値を感じないものなのだと思います。

人の数だけ価値観がある。その価値の付け方はお金だけではなく、時間かもしれないし、言葉や行動かもしれません。
自分が大切にしたい“なにか”の価値を共に考えていけるように、我々の一番大切なものである音楽を介して『Dress Farm』という企画を提案します。

今作も、前作(2014年に実施)と同様に、CDを制作しまして、その価格設定は自由に設定する事が出来ます。
1円でも、1000円でも、10000000円でもOKです。
設定した価格が高いから偉い訳でも、安いから駄目な訳ではなく(高額転売は駄目)、大切なのは考える事です。
「難しく考えすぎず、なるべく気楽に考える」という、なんとも絶妙な雰囲気を伝える為にも、ニヤニヤしながらビデオレターを作りましたので、観て頂ければ幸いです。

勿論、価格設定が自由だからといって、制作には一切手抜きはしていません。
レコーディングは他の作品と同じように最高の環境で行い、ジャケットの制作はsumikaの数々のアートワークを手掛けてくれている大川直也くんに依頼し、モノとして手に取れるように形にしました。
今回はモノとして触れて、手にする事が出来るという事を重要視し、デジタルでの配信は行なわない予定です。

販売方法についてはsumikaスタッフチームや、流通会社であるJMSチーム、タワレコスタッフチームの方々が試行錯誤して作ってくれた販売システムがありますので、詳しくは特設ページやコメント動画をご覧下さい。
(無茶に応えてくださるスタッフチームの皆さんに心の底から感謝)

いつかお爺ちゃんやお婆ちゃんになった時に、大切なものの価値の測り方を忘れてつまらない人生を送らないように、この活動を通じ、皆さんと一緒に考えて、更に楽しみながら人生を歩んでいきたいと思います。

sumika メンバー一同

■Dress Farm #3特設WEB SITE
http://www.diffusy.com/dressfarmsumika

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