女優の前田敦子が、黒沢清監督最新作『散歩する侵略者』(9月9日公開)に出演していることが10日、わかった。長澤扮する主人公の妹で、物語が動き出すきっかけとなる重要な役どころを演じる。 同作は、劇作家・前川知大氏率いる劇団イキウメの舞台を映画化。数日間の行方不明の後、夫が「侵略者」に乗っ取られて帰ってくるという大胆なアイディアもとに、黒沢監督がサスペンス、アクション、そして究極のラブストーリーと一つのジャンルに収まらない、さまざまな要素が詰められた作品。現地時間17日より開催される『第70回カンヌ国際映画祭』「ある視点」部門への正式出品が決定している。