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内館牧子氏、右足の甲骨折で車椅子姿「忘れられない看護エピソード」表彰式出席

 脚本家の内館牧子氏が7日、都内で行われた第7回「忘れられない看護エピソード」表彰式に車椅子姿で登場。右足は痛々しいギプス姿で、桜を見とれて転倒し、右足の基節骨、中足骨を骨折していることを明かした。

第7回「忘れられない看護エピソード」表彰式に車椅子で登壇した脚本家の内館牧子氏 (C)ORICON NewS inc.

第7回「忘れられない看護エピソード」表彰式に車椅子で登壇した脚本家の内館牧子氏 (C)ORICON NewS inc.

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 講評の際、内館氏は「昨年は風邪をこじらせて肺炎になってしまいまして欠席いたしました。今日は、この体たらくです」と嘆いた。4月6日に六本木・桜坂で満開の桜を見ていたところ、段差に気が付かず転倒したという。診断は右足の基節骨、中足骨の骨折。「足の甲を形作る骨が複数本折れて、ずれていた。全身麻酔でやる手術は辞めまして、ギプスで治す」と治療方針を語っていた。そのため、外でする仕事はほどんど断っていたという。

 内館氏は第1回から同行事の審査員を務めているが、昨年の授賞式を欠席。「この仕事は去年も来ていない。こうなると2場所連続休場になりますので稀勢の里にも恥ずかしいので、なんとしても来ようと思いました」とジョークを飛ばすほどの余裕を見せた。「看護師の方にもお礼を言いたかった。みなさんに、ご迷惑をかけながら来ました」と苦笑いしながら「病気やケガを経験しますと看護師の力が自分の力になっていくことを実体験する。ですから、これほどまでの責務と能力を持つ看護職の方の待遇がよりよくなりますように。またそうすべき職種であるということを現役患者を代表して、ここで最後にお願いしておきます」と訴えていた。

 降壇後に取材に応じた内館氏は痛打した頭などには異常がなかったことを明かし、骨折の全治は6ヶ月だという。「今は全然、痛くない。日常生活も足が不便っていうこと以外はなんでもない」と話した。「(大相撲の)5月場所が1番悔しい。稀勢の里が見たかった」と話し「8月15日の新日本プロレスのG1までに治るかどうかですね」と格闘技に精通する内館氏らしい悔しがり方をしていた。重ねて外出もできないため「座って原稿ばっかり書いている。編集者は喜んでますよ。『ちゃんと原稿来ますね』って」と笑いながら明かすなど、元気いっぱいの様子だった。

 内館牧子賞を受賞した小谷英子さんに対して内館氏は「私が書くより遥かにシナリオが上手です」と讃えた。

■第7回『忘れられない看護エピソード』表彰作品
最優秀賞
【看護職部門】「忘れられない親子の姿〜血のつながりってなんだろう〜」(瀬上希代子さん=49、福岡県)
【一般部門】「赤い星」(洲本美智代さん=39、兵庫県)
内館牧子賞
【看護職部門】「闇の中の私」(小谷英子さん=54、京都府)
【一般部門】「痛みを共有して下さって」(宮内瑞穂さん=70、千葉県)

関連写真

  • 第7回「忘れられない看護エピソード」表彰式に車椅子で登壇した脚本家の内館牧子氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 右足のギプスが痛々しいが笑顔で務めを果たした内館氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 「看護の日」PR大使の川島海荷 (C)ORICON NewS inc.
  • 「看護の日」PR大使の川島海荷 (C)ORICON NewS inc.
  • 第7回「忘れられない看護エピソード」表彰式に車椅子で登壇した脚本家の内館牧子氏 (C)ORICON NewS inc.

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