女優の平祐奈（18）が、ジャニーズJr.内ユニット・Mr.KINGの平野紫耀（20）が主演する映画『honey（ハニー）』（2018年春公開）でヒロインを演じることが5日、わかった。平野演じる見た目は不良だがピュアな主人公が恋する、ヘタレでビビりの女子高生役。役作りのために初めて茶髪にし、20センチカットした姿を披露した。

　原作は、2012年9月〜15年12月まで『別冊マーガレット』（集英社）にて連載された目黒あむ氏の少女漫画。ヘタレでビビりの女子高生、・小暮奈緒（平）の前に告白しに現れた、誰もが恐れる真っ赤な髪の目つきが鋭い“鬼S不良男子” 鬼瀬大雅（平野）。奈緒は彼の告白を断ろうとするが、怖さにビビって断れない。最初は、鬼瀬の一挙一動にビビりまくっていた奈緒も、少しずつ鬼瀬が見かけや噂と違って、人一倍優しく純粋だということを知り、今まで感じたことがないはじめての想いが芽生え始める。

　『ピーチガール』の神徳幸治監督がメガホンをとり、傷ついた鬼瀬が奈緒にひとめ惚れする雨のシーンや、図書館での場面など、原作の名シーンを再現する。

　平は「今回初めて髪を染めて、20センチも切ってドキドキでしたが、心機一転、奈緒ちゃんに近づけるように、まっすぐな女の子を演じられるように頑張っていきたいと思います」と意気込み。初共演の平野には「初めてお会いした時から天然な部分が鬼瀬くんに似ていて、漫画から飛び出してきたようで、そのまま『鬼瀬くんだ』と思いました」と印象を話している。

　赤毛に染め上げて鬼瀬を演じる平野は「映画の単独主演をやらせていただくことも、ラブストーリーも初めてで、お話をいただいたときは、シンプルにうれしかったです。色々な共演者の方がいらっしゃるので、負けないように頑張りたいです」と気合十分。「観てくださる皆さんが、こんな恋がしたいと思えるようなときめきを味わっていただけたらうれしいです」と呼びかけた。