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ムッシュかまやつさん、歌声溢れたお別れの会 ザ・スパイダースが10年ぶり再結成

 今年3月にがんのため亡くなった、グループサウンズ「ザ・スパイダース」のギタリストでミュージシャンのムッシュかまやつ(本名・釜萢弘 享年・78)さんのお別れの会が2日、都内ホテルで営まれ、発起人で同グループのメンバー・田辺昭知(78)、堺正章(70)、井上順(70)、加藤充(83)、大野克夫(77)、井上堯之(76)が駆けつけ、「10年ぶり」の再結成を果たした。

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 暗転したステージにスポットライトが当たると、ザ・スパイダースが勢ぞろい。グループの楽曲「フリフリ」を披露し、明るい歌声、演奏で湿っぽい雰囲気を吹き飛ばすと、ライブ会場さながらの歓声と拍手が沸き起こった。

 「ザ・スパイダースでございます!」とマイクを持った堺。「たくさんのお客様です。現役時代もこんなに集まったことはない」と冗談を交えつつ「かまやつひろしという大事なメンバーが2017年3月1日、天に召されました。この会は『かまやつひろしを偲ぶ会』ということにはなりません。まだまだそこまで時間が経っていないような気もします。『お別れの会』と言えないくらい、僕らはまだまだ未練が残っています。きょうのこの会は『かまやつひろしと共に』という意味合いでこの会を進めていきたいと思います」と思いを口にした。

 いとこで歌手の森山良子松任谷由実らも駆けつけ、思い出話とともに歌声で華を添える。さらに森山から紹介される形でザ・スパイダースが再びステージにあがると、堺は「10年ぶりにみんなに会えて、音を聴けて、何よりムッシュが一番喜んでくれてると思う」と感慨深げ。「ムッシュに捧げる」と題して「バンバンバン」などをメドレーで披露し、続けて会場全体で代表曲「あの時君は若かった」を歌い、天国へ思いを届けた。

 ラストの楽曲には、かまやつさんのシングル曲「どうにかなるさ」をセレクト。バンド演奏とともに生前収録されたかまやつさんの歌声が会場に流れた。お別れの会には内田裕也小室哲哉THE ALFEEら多くの著名人、業界関係者ら約1000人が参列した。

 祭壇もかまやつさん“らしさ”が溢れた。まず印象的だったのは、故人のギタリスト人生を表すように赤いバラとカーネーションで作られた“花のギター”。それを囲むようにトルコキキョウ、かすみ草、ユリなどが添えられ、生前愛用していたギター、ニット帽、タバコなど、縁の品も飾られた。2009年のレコーディング中に撮影された遺影の中でかまやつさんは笑顔を浮かべていた。

 かまやつさんは1939年東京都出身。父でジャズシンガーのティーブ釜萢さんの影響で幼少期から音楽に触れ、青山学院高等部時代に本格的に活動開始。1963年にGSバンド「ザ・スパイダース」に加入、70年からソロでも活動をスタートし「我が良き友よ」「やつらの足音のバラード」などヒット曲を生み出した。

YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」



関連写真

  • ムッシュかまやつさんのお別れの会がしめやかに (C)ORICON NewS inc.
  • 祭壇の前にはニット帽とタバコが置かれた (C)ORICON NewS inc.
  • ギターも展示 (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんのお別れの会がしめやかに (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんのお別れの会がしめやかに (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんのお別れの会がしめやかに (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんお別れの会に参列したTHE ALFEE(C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんお別れの会に参列した小室哲哉 (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんお別れの会に参列した小田和正 (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんお別れの会に参列した(左から)小嶋陽菜、小木博明 (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんお別れの会に参列した田辺昭知氏 (C)ORICON NewS inc.
  • ムッシュかまやつさんお別れの会に参列した奥田民生 (C)ORICON NewS inc.

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