人気グループ・嵐の大野智が主演する映画『忍びの国』（7月1日公開）の第2弾予告編が29日、解禁された。映像の最後には、伊賀最強の忍を演じる大野が、涙を流す姿が収められている。

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　原作は、実写映画化された『のぼうの城』、2014年本屋大賞を受賞した『村上海賊の娘』などで知られる和田竜氏の同名小説。『予告犯』（2015年）、『殿、利息でござる！』（16年）の中村義洋監督がメガホンをとり、史実に基づき、天正伊賀の乱を題材に織田軍と伊賀忍びとの合戦をダイナミックに描く。

　大野が演じるのは、普段は金の亡者で無類の怠け者だが、伊賀最強の忍び・無門。無門の頭の上がらない妻・お国を石原さとみが演じ、そのほか伊勢谷友介、鈴木亮平、知念侑李らが出演する。

　公開された予告編は、無門をはじめとする忍び対侍の、ワイヤーを使った軽妙な格闘のシーンや天下統一を目前にした織田軍との決戦シーンなど、迫力あるアクションシーンが満載。ラストには、「必ず助けてやるからな」というせりふと涙を流す無門の姿が印象的な映像になっている。

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