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「面倒くさい」が致命傷に!? バイク運転時のヘルメット&プロテクターの重要性

 バイクに乗るとき、ヘルメットやプロテクターを“正しく”着用している人はどれくらいいるだろうか。バイクが自動車と大きく異なる点は、バイクには「事故にあったときに身を守ってくれる車体やシートベルトがない」ということだ。そのため、できる限り身を守る装備をすることが重要なのだが、“カッコ悪い”や“面倒くさい”などを理由に誤った着用方法でいると、致命傷を負うこともある。特に事故のときに致命傷となる部位が頭と胸だ。そこで今回は、頭と胸を守るヘルメットとプロテクターの重要性と、警視庁女性白バイ隊員が推奨する正しいヘルメットの着用方法を紹介する。

ヘルメットは顎ひもをきちんと止めないと危険(C)oricon ME inc.

ヘルメットは顎ひもをきちんと止めないと危険(C)oricon ME inc.

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■事故の衝撃で脱落 ヘルメット着用は正しく

 警視庁が調査した2016年データによると、都内で二輪車に乗車しているときに起きた死亡事故における主な損傷部位は、頭部が全体比50%と高い比率となっている。さらに、そのうちの35%がヘルメットを脱落していたという。頭の損傷を軽減するためには、正しく着用したヘルメットが重要となる。

 ヘルメットには、安全性が一番高い「フルフェイスタイプ」、視界が広い「ジェットタイプ」、軽量な「ハーフタイプ」などさまざまな形状があるが、安全性を考えた場合、フルフェイスやジェットタイプがオススメ。また、自分の頭に合ったヘルメットを選ぶことも重要だ。

 顎ひもは、指1本入るくらいに調節してしっかりと締めなければ意味がない。顎ひもを締めていなかったり、キャップなど帽子の上からヘルメットをかぶるような着用方法は、脱げやすくなり危険で、特にジェットタイプやハーフタイプは正しく着用しないと、衝撃で脱げやすい。

■プロテクター未着用理由の半数近くが「面倒」

 2016年の都内でオートバイ乗車中に亡くなった40人のうち13人が、胸部や腹部の損傷が原因となっている。約3割もの人が亡くなっているのに、日本ではまだ、プロテクター着用率はとても低いのが現状だ。着用していない人の中には「着用するのが面倒」を理由にした人が47%と半数近くもいたという。心臓など、生命に関わる大切な部分を守るプロテクターは重要なアイテムとなる。

 プロテクターの種類は、ジャケット型やインナー型、エアバッグ型など種類があるので、運転スタイルに合わせて着用しよう。

 そのほか、グローブは、夏に汗で滑ったり、冬の寒さにより手が動かくなることを防いでくれる。ひもを引っ掛ける恐れのない靴など、運転しやすい服装で乗車することも安全運転への一歩だ。どんなに慣れているライダーでも事故に合う確率はゼロではない。装備の重要性をきちんと理解し、より良いバイクライフを満喫しよう。

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関連写真

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  • ヘルメットの顎ひもは指が1本入るくらいに固定すること(C)oricon ME inc.
  • 正しい着用方法ならヘルメットは動かず、固定される(C)oricon ME inc.
  • 正しいヘルメット着用法を説明する警視庁女性白バイ隊員(C)oricon ME inc.

提供元:オリコン顧客満足度ランキング

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