ロックバンド・Mr.Childrenが、作家・住野よる氏のベストセラー小説を実写映画化する『君の膵臓(すいぞう)をたべたい』(7月28日公開)の主題歌を担当することが20日、わかった。映画のために新曲「himawari」(発売未定)を書き下ろした。
『キミスイ』の愛称で若い世代を中心に人気の同名原作小説(2015年6月発売、双葉社刊)は、昨年の本屋大賞第2位となり、発行部数81万部を突破したベストセラー。
高校生の“僕”(北村匠海)が、膵臓の病を患うクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の闘病日記を偶然見つけたことがきっかけで心を通わせるようになるが、桜良は亡くなってしまう。映画版オリジナルとして12年後の「現在」が描かれ、母校の教師となった“僕”(小栗旬)は、教え子と話すうちに桜良と過ごした日々を思い出す。同じ頃、結婚を目前に控えた恭子(北川景子)もまた、高校時代の親友・桜良のことを思い出していた。
制作陣からのオファーで主題歌を引き受けたMr.Childrenの桜井和寿は「この物語の中にある苦しい程の美しさ、強さ、優しさ、残酷さ。それらを包み込みながらもさらに拡がりを持って押し出していける、そんな音を探して探して、やっとのこと辿り着いた曲は、自分の想像を超え、また新しい力を与えてくれるものでした。この映画に、物語に感謝です」と難産の末に完成した楽曲に手応えをにじませる。
原作者の住野氏は主題歌「himawari」を聴き、「映画全体を包み込むようなスケールの楽曲を提供してくださったこと、本当に幸せだなと思っています」と感激。「桜良(さくら)をヒロインとしたこのお話の主題歌に夏の花のタイトルがついていたことに、想像を悠々に超えられた感覚があったのですが、それ以上に、桜が散ってもその先に足を踏み出さなくてはならない、主人公やこの映画を観た全ての人にとって、とても重要な曲になると感じています」とのコメントを寄せた。
桜井がエモーショナルかつ優しく歌う主題歌「himawari」は、映画のエンディングで“僕”から桜良に宛てたアンサーソングのように流れ、感動のラストを彩る。
『キミスイ』の愛称で若い世代を中心に人気の同名原作小説(2015年6月発売、双葉社刊)は、昨年の本屋大賞第2位となり、発行部数81万部を突破したベストセラー。
高校生の“僕”(北村匠海)が、膵臓の病を患うクラスメイト・山内桜良(浜辺美波)の闘病日記を偶然見つけたことがきっかけで心を通わせるようになるが、桜良は亡くなってしまう。映画版オリジナルとして12年後の「現在」が描かれ、母校の教師となった“僕”(小栗旬)は、教え子と話すうちに桜良と過ごした日々を思い出す。同じ頃、結婚を目前に控えた恭子(北川景子)もまた、高校時代の親友・桜良のことを思い出していた。
制作陣からのオファーで主題歌を引き受けたMr.Childrenの桜井和寿は「この物語の中にある苦しい程の美しさ、強さ、優しさ、残酷さ。それらを包み込みながらもさらに拡がりを持って押し出していける、そんな音を探して探して、やっとのこと辿り着いた曲は、自分の想像を超え、また新しい力を与えてくれるものでした。この映画に、物語に感謝です」と難産の末に完成した楽曲に手応えをにじませる。
原作者の住野氏は主題歌「himawari」を聴き、「映画全体を包み込むようなスケールの楽曲を提供してくださったこと、本当に幸せだなと思っています」と感激。「桜良(さくら)をヒロインとしたこのお話の主題歌に夏の花のタイトルがついていたことに、想像を悠々に超えられた感覚があったのですが、それ以上に、桜が散ってもその先に足を踏み出さなくてはならない、主人公やこの映画を観た全ての人にとって、とても重要な曲になると感じています」とのコメントを寄せた。
桜井がエモーショナルかつ優しく歌う主題歌「himawari」は、映画のエンディングで“僕”から桜良に宛てたアンサーソングのように流れ、感動のラストを彩る。
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2017/04/21