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作曲家・中村泰士、最後の秘蔵っ子デビューで意気込み「レコ大新人賞狙いたい!」

 作曲家の中村泰士氏(77)が8日、大阪市内で会見を行い、自身がプロデュースを手がけた外国人新人歌手・エンジュが日本でデビューすることを発表。これまで500人以上をプロデュースしてきた中村氏は「年齢的にもこれが最後かな…」と真剣な表情で決意のほどを明かした。

大阪市内でCDデビュー会見を行った(左から)エンジュ、プロデュースを手がける作曲家の中村泰士氏

大阪市内でCDデビュー会見を行った(左から)エンジュ、プロデュースを手がける作曲家の中村泰士氏

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 ブラジル・サンパウロ州出身の日系3世のエンジュは、サンバ、ボサノヴァをはじめとした、お馴染みのブラジリアンミュージックを皮切りに、ロック、R&B、バラード、 ポップスから演歌まで様々なジャンルを歌い上げ、日本音楽サンパウロ州ジュニア大会と日本音楽ブラジル全国大会の両方で優勝するという偉業を達成した。

 2014年に来日して以降は、CDデビューを目指して中村氏から歌唱指導を受けてきたエンジュ。今回、念願かなって中村氏プロデュースによる楽曲「いとおしい」と「AKUJO未満」でのCDデビューが決まったが「7歳の時からおばあちゃんに日本の歌を聞いて育ちました。ちあきなおみさん、いしだあゆみさんのように幅広いジャンルの曲を歌える歌手になりたい」と言葉に力を込めた。

 細川たかしの「北酒場」や、ちあきなおみの「喝采」などといった、昭和のヒット曲を数多く手がけてきた中村氏だが「今回のデビューシングルの売り上げ2万枚、ファン20万人を最低保証します」と秘蔵っ子であるエンジュの歌唱力に太鼓判を押すと「日本レコード大賞新人賞を目指したい」と宣言していた。

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  • 大阪市内でCDデビュー会見を行った(左から)エンジュ、プロデュースを手がける作曲家の中村泰士氏
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  • 大阪市内で会見を行った作曲家の中村泰士氏
  • 大阪市内でCDデビュー会見を行った(左から)エンジュ、プロデュースを手がける作曲家の中村泰士氏
  • 大阪市内でCDデビュー会見を行った(左から)エンジュ、プロデュースを手がける作曲家の中村泰士氏
  • 大阪市内でCDデビュー会見を行った(左から)エンジュ、プロデュースを手がける作曲家の中村泰士氏
  • 大阪市内でCDデビュー会見を行ったエンジュ

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