上方演芸界で最も長い歴史を持つ賞レース『第52回上方漫才大賞』のノミネート発表会が6日、大阪・関西テレビ本社で行われた。会見には奨励賞、新人賞のノミネートコンビが出席。当日のネタ順を決める抽選会の後、受賞に向け、熱い思いを表明した。

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　奨励賞には、吉田たち、スーパーマラドーナ、和牛、なすなかにし、アキナの5組が、新人賞には、ミキ、霜降り明星、尼神インター、アルミカン、ネイビーズアフロ、トット、見取り図の7組がノミネート（当日ネタ披露順）。

　2015年「第50回」で新人賞を獲得した吉田たちは、今回、奨励賞にノミネート。吉田たちのこうへいは「僕らが一番実績も知名度も無い若手ですし、本当に伸び伸び先輩の胸を借りて…泣きたいと思います」とまさかの敗北宣言？　スーパーマラドーナの武智は「去年は銀シャリに負けちゃったので、今年は何としても1位を取りたいと思っております」と意気込んだ。

　尼神インターの渚が「去年もアルミカンの前にやったんですよ。今年こそ決着つけなアカンなと思っています！絶対に優勝します！」といえば、アルミカンの高橋も「また尼神おるやん！って思いました。今回は3回目の新人賞ノミネートなので、3度目の正直。緊張するけど頑張るから、みんなよしよしして！」と話していた。

　奨励賞と新人賞の受賞者は、5月6日に関西テレビとラジオ大阪で生放送される『第52回上方漫才大賞』（後3：00〜5：30）で演技・審査し、決定。インターネットによる視聴者投票も実施する。なお、大賞受賞者は『第52回上方漫才大賞』当日に発表され、漫才を披露する。受賞者にはトロフィーと、副賞として大賞には200万円、奨励賞には150万円、新人賞には100万円がそれぞれ贈られる。

　発表会見には、奨励賞ノミネートのなすなかにしの那須、新人賞ノミネートのミキが仕事の都合で欠席した。