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鈴木京香&瀬戸康史、『冬芽の人』で初共演 「年の差愛」の行方は?

 女優の鈴木京香がテレビ東京のドラマに初主演、俳優の瀬戸康史と初共演するドラマ特別企画『大沢在昌サスペンス「冬芽の人」』が5日(後9:00)に放送される。昭和の名作に挑んだテレビ朝日系『人間の証明』が2日に放送されたばかりだが、こちらのドラマは『新宿鮫』などで知られる直木賞作家・大沢在昌氏の同名小説が原作のサスペンス。鈴木は殺人事件の捜査中に同僚を死なせてしまい、刑事を辞めた牧しずりを演じる。

4月5日放送、テレビ東京系ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス『冬芽の人』で初共演する鈴木京香(右)と瀬戸康史(右)

4月5日放送、テレビ東京系ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス『冬芽の人』で初共演する鈴木京香(右)と瀬戸康史(右)

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 ドラマは、しずりが亡き同僚の息子・仲本岬人(瀬戸)と出会い、過去に隠された衝撃的な真実を追う物語を軸に展開。傷つき、打ちのめされたヒロインが守るべきもののために立ち上がり、人生を取り戻していく姿をスリリングに描く。しずりと岬人との間で生まれる「年の差愛」の行方も見どころの一つとなっており、撮影中、瀬戸は役に感情移入して「ずっとしずりさんのことを考えていました」と振り返る。もともと「年上の女性の方が好き。年下であっても精神年齢が高い女性に引かれがち」とファンには聞き捨てならないことも明かしていた。

 「僕がすんなり役に入り込めたのは京香さんのおかげ。初共演でしたが、しずりさんとは真逆といっていいほどプラスのエネルギーにあふれた方で、撮影と舞台公演のスケジュールが重なって、体力的にも精神的にもきついと思うことがあったんですが、京香さんに会うと元気もらえました」と、思わず鈴木が照れて笑い出すほど、猛アピール。事務所の後輩の堀井新太が鈴木と舞台で共演したことがあり、「2人が仲良くしていることにずっと嫉妬していました。堀井とはご飯に行くんだけど、僕とはまだ行ってくれてない(笑)」と遊びを効かせる。

 そんな瀬戸だが、知名度を上げるきっかけとなった『仮面ライダーキバ』(テレビ朝日)に主演する前、2006年9月から08年3月にかけて1年半、テレビ東京系の子ども向け番組『おはスタ』にレギュラー出演していた時期があり、約10年ぶりにスペシャルドラマのメインキャストとして同局に“凱旋”できたことも感慨深い。

 「テレビ東京も新しいビルに引っ越しして、新たな一歩を進んだように、僕ももうすぐ30歳の節目を迎えますので、さらに進歩していけたらいいなと思っています。今作では、身体の動きを見せる芝居ではなく、心の動きを見せる芝居、せりふのないところを繊細に演じました」と出し切った。

 一方、鈴木は「いろんなことにチャレンジしてみようと思っています」と意欲的に話しており、その言葉を体現するかのように、『冬芽の人』では激しいアクションにも挑戦している。「銃で撃ち合いになって、回転して物陰に隠れ、なお撃つ」といったハイレベルなアクションに、膝や肘もあざだらけになりながら挑んだ。鈴木は「この年ではなかなかやらせてもらえないですし、私みたいなボンヤリした“タヌキ顏”をした女にこんな役を与えてくださって感謝しています(笑)。いい経験でした」と満足げな笑み。

 さえない中年女性が息子を守るために戦いに身を投じていく映画『グロリア』を引き合いに出し、「この映画が大好きでずっと憧れているんですけど、今回、それに近い役をいただけて本当にうれしいですし、『グロリア』以上のアクションになっていたらいいですね」と手応えを語っていた。

 同ドラマにはほかに、小池栄子要潤温水洋一堀内正美相島一之国広富之高岡早紀大杉漣石丸幹二田中泯渡部篤郎らが出演する。

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  • 4月5日放送、テレビ東京系ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス『冬芽の人』で初共演する鈴木京香(右)と瀬戸康史(右)
  • しずりと岬人との間で生まれる「年の差愛」の行方も見どころ(C)テレビ東京
  • あざだらけになりながら挑んだアクションシーン(C)テレビ東京
  • 4月5日放送、テレビ東京系ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス『冬芽の人』(C)テレビ東京
  • 4月5日放送、テレビ東京系ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス『冬芽の人』(C)テレビ東京
  • 4月5日放送、テレビ東京系ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス『冬芽の人』(C)テレビ東京

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