女優の安藤サクラ（31）が4日、都内で行われた映画『追憶』（5月6日公開）完成披露会見に出席。同作で共演する夫・柄本佑（30）と共に、3月7日の第1子妊娠を発表後初めて公の場に登場した。

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　安藤と柄本は2012年3月に結婚。安藤の父は俳優の奥田瑛二、母はエッセイストの安藤和津、姉は映画監督の安藤桃子。柄本の父は俳優の柄本明、母は女優の角替和枝、弟も俳優の柄本時生と、芸能一家同士の結婚で話題を集めた。

　第1子は初夏ごろ誕生予定。この日は、体型をカバーするようなゆったりしたレースのドレスで登場した。

　同作は、『鉄道員（ぽっぽや）』などの降旗康男監督（82）と撮影の木村大作氏（72）が9年ぶりにタッグを組み、V6の岡田准一（36）が主演するミステリードラマ。主人公の刑事が殺害現場で遺体となった幼なじみと対面し、共通の旧友が容疑者として浮上する。

　木村氏は、高倉健さんを追悼する意味を同作に込めたことを明かし、「健さんにこの映画を捧げたいと思って、自分の思いを込めた映像がちらばっています」、降旗監督も「岡田さんに高倉健さんを継ぐ俳優になってほしい」と静かに語った。

　2人の巨匠の思いを受けて、岡田は「僕にとって健さんは特別な存在。自分なりの思い出もありますし、唯一無二の方なので、僕が健さんになれると思っていないし、比べていただくのも恐縮なこと」と謙遜しながらも、「健さんの背中を追いかけて精進していきたい」と力を込めた。そのほか、小栗旬（34）、長澤まさみ（29）、木村文乃（29）、吉岡秀隆（46）が出席した。