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マット・デイモン主演『グレートウォール』撮影の裏側 エキストラ500人以上が参加

 俳優のマット・デイモンが主演、中国の巨匠チャン・イーモウ監督がメガホンをとる映画『グレートウォール』(4月14日公開)。キャスト、スタッフ陣が壮大なスケールで行われた撮影を語る特別映像が1日、ORICON NEWSに到着した。

映画『グレートウォール』の特別映像が公開 (C)Universal Pictures

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 建造に約1700年、長さ2万1196.18キロメートルを誇る、人類史上最大の建造物「万里の長城」。これまで貿易の拠点としてだけでなく、異民族の侵攻など多くの危機を防いできたが、その建造の“目的”については、史実とともに数々の伝説も語られてきた。同作では、そんな万里の長城を舞台に、戦士たちと60年に1度復活する人類の敵の壮大な戦いを描く。

 ハリウッドの壮大なスケール感と中国独特の雰囲気を忠実に表現するため、全編通して本場中国で撮影が行われた。現場には500人以上ものエキストラのほかに、少林寺から修行で身体を鍛えているプロのスタントマンも参加した。

 主役のウィリアムを演じたデイモンは「これほどのスケールの映画に出演したのは初めてだ」と徹底された環境に驚いた様子で語り、バラード役のウィレム・デフォーも「ロサンゼルスのスタジオで撮影したら同じ空気感は出せなかっただろう」と断言。到着した映像には、圧倒的な数のエキストラの軍隊が何ヶ月もの時間をかけて奇想天外なリハーサルを行う姿や、少林寺から駆けつけたスタントマンらが美しく優雅なスタントを披露する姿が映し出されている。

 ちなみに、舞台となる万里の長城は、CGではなく撮影のために制作された本物。中国の製作会社と共同で製作され、プロダクション・デザイナーを務めたジョン・マイヤー氏は「私がロサンゼルス流の壁の作り方(プレハブの壁板を使用)をチームに説明すると、彼らは私を異星人を見るような目つきで見たんだ。だから、彼らにどのように長城を作るつもりなのか聞いてみると、石とレンガを積み重ねて隙間を土で埋めると言うんだ。思わず”本物の長城みたいに?”と聞き返してしまったよ。こうして、私たちの長城も12世紀に存在した長城と同じ方法で作ることになった。長城の外観に20万個ものレンガを使ったよ!」と撮影秘話を明かした。

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