6日より『春の全国交通安全運動』がスタートする。その一環として先日、都内で開催されたイベントで、ザ・ドリフターズの高木ブーが運転免許返納式に出席した。3月で84歳になった高木が運転免許証の返還を決意したきっかけは、家族からの言葉だったとか。ほかにも、何年も運転していなかったり、運転に自信がなくなったり、身体の衰えを感じたりと、さまざまな理由で自主的に返還をする人はいる。免許の返納は、実際どのような手続きをするのか。代わりに受け取る事ができる『運転経歴証明書』の取得方法や特典などを紹介する。

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　運転免許証の返納は、免許更新センターや警察署、運転免許試験場などで受け付けている。さらに過去の運転経歴を証明する『運転経歴証明書』が必要な場合は、返還してから5年以内であれば、運転免許試験場へ写真と交付手数料1000円とともに申請すると、後日交付される。

　同証明書は、運転免許証と同様に身分証明書として用いることができるだけでなく、地域により異なるが、提示するとたくさんの特典を受けることができる。たとえば、東京シティ信用金庫では、優遇金利定期預金商品『運転経歴証明書所有者専用定期預金』を、店頭金利にプラス0.150％（2016年5月現在）で利用できる。ほかにも、帝国ホテル東京（東京・千代田区）の直営レストラン・バーラウンジにて10％の割引を受けられたり、高島屋（日本橋店、新宿店、玉川店、立川店）では購入した品物を自宅へ無料配送してくれる。そのほかの特典は、警視庁公式サイト内で紹介している。

※「高島屋」の「高」はハシゴダカ。

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