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のん、本格時代劇アニメ『鬼平』にゲスト出演「いろんなことに挑戦したい」

 女優・のん(本名:能年玲奈)が、テレビ東京ほかで放送中のアニメ『鬼平』(毎週月曜 深2:05※放送局により異なる)の第12話「あきれた奴」(27日深夜)にゲスト出演する。2016年キネマ旬報ベスト・テン第1位を受賞するなど高い評価を受け、いまも公開中の映画『この世界の片隅に』(片渕須直監督)でヒロイン・すず役を演じ、彼女もまた高い評価を受けたが、テレビアニメでの声の出演は初めてとなる。

 『鬼平』は、池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」シリーズが原作。江戸を舞台に現代の警察ともいえる「火付盗賊改方」の長である「鬼の平蔵」こと長谷川平蔵が、悪党たちを裁いていく姿を描いたもの。これまでに漫画、実写ドラマ、映画、舞台とさまざまな形で発表されてきたが、アニメ化は今回が初めて。

 クリエイティブプロデューサーを務める丸山正雄氏は、『この世界の片隅に』の製作総指揮をとった人物でもあり、「のんちゃんに、何が何でも出てほしいとお願いした感じです(笑)」と冗談めかしていう。「親としては、いろんなことに挑戦してほしいから」と、自ら「親」と言ってしまうほど、のんにベタ惚れだ。

 今回、のんが演じるのは、捕らえられた盗賊・又八の妻おたか。親子ともども身投げしようとしたところを火盗改・小柳に救われる。

 丸山プロデューサーのラブコールを「すごくうれしかったです。ありがとうございます」と快諾したのん。時代劇経験がないという不安要素はあったものの、「なんだったら鬼平役でもよかった(笑)」というほど、「鬼平犯科帳」の大ファンだった。

 「中村吉右衛門さんとお会いする機会があり、その前にドラマ『鬼平犯科帳』を観ておこうとDVDを買ってからすっかりファンになりました。アニメの『鬼平』も観ています。かっこいいですよね、鬼平。すてきな言い方をしたいんですが…、気のきいた言い方ができたらいいんですけど…」と言葉が追いつかないほど、鬼平のキャラクターに感情移入できるのだという。

 平蔵は、盗賊たちが「鬼」と呼んで畏れた男。しかし、若い頃は妾の子という境遇からやんちゃもした。火付盗賊改方の役職に就いてからは、厳しく盗賊を取り締まりつつも、事情によっては情けもかける。被害者を守るために豪腕を振るうこともあれば、遊び心にあふれた楽しい一面もある。そんな清廉潔白なだけのヒーローとは一味も二味も違うヒーロー像が鬼平の魅力だ。

 「鬼平のようなヒーローにあこがれます」というのんが、「鬼平のようなキャラクターを演じてみたい」と思う気持ちもわからなくもない。余談として、「アイアンマンも好きだし、『ズートピア』の(キツネ)ニックも好き。みんなちょっと食えないところがあってすごく好きです」。

 丸山プロデューサーの言葉どおり、のん自身も「役者として好奇心はあるので、いろんなことに挑戦したい。実写の時代劇にも挑戦してみたいです」と、キラキラした目をいっそう輝かせていた。



関連写真

  • テレビ東京ほかで放送中のアニメ『鬼平』第12話「あきれた奴」(3月27日放送)にゲスト出演する、のん (C)ORICON NewS inc.
  • 「鬼平犯科帳」シリーズのファンだったそう (C)ORICON NewS inc.
  • アニメ映画『この世界の片隅に』、テレビアニメ『鬼平』を手掛けた丸山正雄プロデューサー(左)がのんにベタ惚れ (C)ORICON NewS inc.

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