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兄弟デュオのビリー・バンバン、3年越しの45周年に弟・進は「奇跡」

 2014年に、それぞれ大きな病気を患った兄・菅原孝と弟・菅原進の兄弟によるフォークデュオ、ビリー・バンバンが25日、東京・EXシアター六本木でコンサート『ビリー・バンバン:3年越しの45周年記念公演「兄と弟」の復活祭』を開催。公演前に取材に応じ、3年越しとなった45周年記念に進は「また2人でできるのは奇跡」と話した。

1969年デビューの兄弟デュオ、ビリー・バンバンが3年越しの45周年記念公演を開催 (C)ORICON NewS inc.

1969年デビューの兄弟デュオ、ビリー・バンバンが3年越しの45周年記念公演を開催 (C)ORICON NewS inc.

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 デビューから45年の節目となった2014年、兄弟はそれぞれ大きな病気に見舞われた。5月に進が大腸がんの手術。そして7月に孝が脳出血を患い、長い入院生活を余儀なくされた。今も左半身にマヒが残る孝は「この病気をして、前に生きてきた経験が何にも役に立たない。全てのことが初めてみたい」と苦労を明かしたが「2回目の、また新しい人生」と考え、仕事復帰に向けて努力したという。進は「僕も大腸がんのステージ3だった。そう考えてみると、また2人でできるのは奇跡ですよ。本当にありがたい。失敗もあるかもしれないけど、できることがうれしい。楽しくやりたい」と開催を喜んだ。

 孝が「進がいてくれてよかった。1人だったらできない」と話せば、進も「ビリー・バンバンはお兄さんがいなくちゃできない。1人でもやったけど、ビリー・バンバンでやるとお客さんは本当に楽しそうで涙も流してくれる」と互いに感謝し合うなど呼吸もバッチリ。会見は2人のトークショー状態となり、ときおり下ネタも交えながら報道陣を笑わせていた。

 また、45周年を3年待ったことにより、50周年が2年後に迫る。孝は「3年後しの45周年だけど、2年先取りの50周年でもある。(チケットを)裏から見ると、そう書いてあるからね」とジョークも交えつつ「今はやらないつもりだけど、ちょっと気持ちが変わったら51年にやろうかな」と茶目っ気たっぷり話した。「へそ曲がりだな」と苦笑いした進も「今日やって、それから考えましょう」と前向きに語っていた。

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  • 1969年デビューの兄弟デュオ、ビリー・バンバンが3年越しの45周年記念公演を開催 (C)ORICON NewS inc.
  • 兄の菅原孝 (C)ORICON NewS inc.
  • 弟の菅原進 (C)ORICON NewS inc.
  • 1969年デビューの兄弟デュオ、ビリー・バンバンが3年越しの45周年記念公演を開催 (C)ORICON NewS inc.
  • ビリー・バンバンが3年越しの45周年記念公演を開催
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