元モーニング娘。の道重さゆみ（27）が19日、東京・丸の内COTTON CLUBで本格復帰公演となる『SAYUMINGLANDOLL〜再生〜』を開催し、2014年11月のグループ卒業後、約2年4ヶ月ぶりに公の場に姿を見せた。

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　開演前の囲み取材に対応した道重は、活動休止中の生活ぶりを問われると「基本的にはボーっとしてました。地元に帰ったり、家族と過ごしたり、友達と映画や買い物行ったりと、今まで出来なかった普通の生活をしてました」と報告。恋愛に話題が及ぶと一気にトーンダウンし「チャンスがあれば。でもその兆しがないので…」と意欲を見せつつ、がっくり肩を落とした。

　復帰の決め手を聞かれると「今後、芸能界で何をしていくか自分と向き合った時に歌とダンスがしたいと思った」。「自分のかわいさのピークは25歳だと思っていたけど、休んでみて案外まだいけるなと。なんかこんなにかわいさは保てるんだと思いましたね」と自画自賛。「新しいかわいい子が増えてきて大丈夫かなと思っていた」と不安もあったというが「自分のファンの方を信じようと思って戻ってきました。引退は考えなかったです」ときっぱり語った。

　多くのファンの注目が集まった復帰公演は、光や音、プロジェクションマッピングなどの演出を駆使して、セリフをほとんど使わずに歌やマジックで表現するエンターテイメントショー（〜4月2日※途中に休演日あり）。

　「いままではかわいいだけだったけど、大人になった道重さゆみがみれるんじゃないかな」と自信たっぷりに語った道重。今後については「アイドルというか“かわいい”という新しいジャンルで頑張っていきたい。歌手とか女優ではなく“かわいい”という立ち位置です！」とブレない姿勢を貫いていた。

　道重は、アイドルグループ・モーニング娘。に、歴代メンバー最長となる11年10ヶ月在籍し、14年11月26日に卒業。その後、芸能活動を休止していた。昨年11月に自身のブログで芸能活動再開を宣言し、きのう18日放送のMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で初めてメディアに出演し、芸能活動復帰を果たした。