歌手で俳優の加山雄三(79)が『第33回 浅草芸能大賞』の大賞を受賞し18日、東京・浅草公会堂で行われた授賞式に出席。長年の功績を称えられ、大賞に選出された加山は「ありがとうございます。非常にうれしいです。あと2週間ほどで80歳になりますが、これまで大賞をいただいたことは一度もありませんでした」と明かし、会場を驚かせると「きょう初めて大賞をいただきました」と念願の栄冠を掴み、満面の笑みを浮かべた。 大衆芸能の奨励と振興を図るため、台東区芸術文化財団が1984年に創設し、その分野で活躍した芸能人を表彰する同賞。加山は「レコード大賞も岩谷時子賞も特別賞でした。ただ“若大将”の名はいただきました」とジョークを交えつつ、「芸能発祥の地であるこの浅草でいただけたことは、日本で一番名誉なことだと思います。これからも精一杯、頑張らさせていただきます」と感慨深げに語り、さらなる飛躍を誓った。
2017/03/18