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岸井ゆきの、“地味カワ”武器にブレイク期待「『恐縮です』精神は忘れたくない」

 女優の岸井ゆきの(25)がドラマ初主演を務めるドラマ『十九歳』(深1:25※地上波ロングバージョン)がフジテレビ系で4月5日に放送される。この冬、『レンタルの恋』(TBS)、『突然ですが、明日結婚します』(フジ)と1クール2作品にレギュラー出演した岸井は、蒼井優や多部未華子、吉岡里帆のような“地味カワ”な雰囲気が魅力。順調に女優としてのキャリアを積んでいるが、当の本人は「つねに『恐縮です』精神は忘れたくない」と控えめな笑顔を浮かべる。

 オーデションを繰り返し受けチャンスを掴んできた岸井は、今回、満を持しての主演作に「こういう風に声をかけてもらえることを『ありがたい』と思えなくなったら辞めたい。いろんなことが私だけでまわってないので『ありがとう』という気持ちを来年も再来年も忘れないでやっていきたい」と背筋を正す。

 タイトルは『十九歳』。脚本は現役音大生である青山ななみさんが手がけている。岸井に10代の頃との変化を聞いてみると「誰かに対して一つ自分と考え方が違うところを感じると一瞬で嫌いになってたんです。『許せない! こういうことするなら私の人生とは無縁!』と決めつけ、他人への許容範囲が狭かった。だから友達がいなかった」と反省気味に振り返る。

 「でも当たり前なんですけど、いろんな人がいて『この人のこの部分は好き』と思えるように見方が変わった。心が広くなった。すごく好きな友達がちょっと私のルールと反したことをしてもその理由を汲んだり、人はいろんな面を持っていて、それでも友達、みたいな根本的なところがわかるようになった」。

 この数年間にたくさんの現場を経験し、幅広い年代の人と交流する中で、彼女が影響を受けたのは、映画『森山中教習所』(2016年)で共演した野村周平(23)だという。「現場がタイトでも、いつも元気にスタッフさんと仲良くしていて、いいなと思って見ていた」と役者として尊敬の眼差しを送りながら「私もああいう風にみんなとしゃべれたら絶対楽しくなる、と思ってやってみたら、現場がいい雰囲気になったし、私なりにですが、すごく積極的にいろんな人と話すようになりました」とうれしそうに明かした。
 
 身長148.5センチと小柄ながら、そこから放たれる独特な存在感には不思議と引かれるものがある。今後の活躍が期待される注目株だが「この2年くらいは微妙な時期だった。『いけた!』とは思ってないので、来年そう思えるように、節目の年にしたい」と心中ひそかに期するところがある。若手女優がひしめくなか、今年は勝負の年になりそうだ。

■『十九歳』
 全国の高校生から脚本を募集し、大賞に選ばれた高校生が自らの脚本を演出し、テレビドラマを制作する『ドラマ甲子園』初代大賞受賞者で、現在は音楽大学生の青山ななみさんが脚本を手がける。奔放な母親・浅子(霧島れいか)に反抗する美大生の嬉子(岸井)が、かつて母親が恋心を抱いた男性・青馬(眞島秀和)に引かれていく様を描く。CS「フジテレビTWO ドラマ・アニメ/フジテレビTWOsmart」で27日より10分バージョンを5日連続放送(後11:20〜11:30、全5話)。



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