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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督が語るヒットの理由

 宇宙のはみ出し者たちが、銀河を救うため強大な敵に立ち向かう姿を描いた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』。続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(5月12日公開)でもメガホンをとったジェームズ・ガン監督が、前作がヒットした3つの理由を分析した。

続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日公開 (C)2017 MARVEL

続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は5月12日公開 (C)2017 MARVEL

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 1つ目の理由は、個性豊かなガーディアンズのメンバーたち。言葉を話す木や、毒舌アライグマ、そしてそんなチームのメンバーをまとめ上げるリーダーも、お調子者でテキトー。ガン監督は「ヒットの理由には多くの答えがあると思う」と前置きしつつ、「ほかの監督たちは、しゃべる木とか、毒舌なアライグマのアイディアを、100%真剣に扱わないかもしれない。でも僕はこういったキャラクターたちが大好きなんだ」と、メンバーたちへの思い入れの強さを語った。

 2つ目は、ガーディアンズのメンバーと同じくらい型にはまらない撮影現場。ヒーローらしからぬガーディアンズたちの物語を紡ぐには、固定観念に縛られない自由な発想が必要だったようで、「何か決まり文句のようなものや、何かをする上で決まったやり方に縛られることがなかった。だからガーディアンズたちのストーリーテリングはほかのマーベル作品とは違うアプローチができた。それがどのヒーロー映画にもない感情やダイナミックさに繋がったんだ」と話している。

 3つ目の理由は、時代と映画の内容が一致したこと。「ハリウッドには『エイリアン』や『ブレードランナー』などを始めとしたすばらしい映画がある。それらはとてもダークな雰囲気でジャンルのカラーを変えたんだ。でも、今の人々は変化を求めていると思う。ガーディアンズのような個性的で活気あるストーリーをね」と分析する。

 劇中を彩る懐かしい楽曲も含めて、ポップで明るくノリの良さを求める観客も多かったようで、先の見えないこんな世の中だからこそ、人々は破天荒で個性的なガーディアンズのメンバーに、時代を打ち破る勢いを求めているのかもしれない。

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