ORICON NEWS

由紀さおり、安田祥子姉妹、ユニット存続は「神のみぞ知る」

 歌手の安田祥子(75)、由紀さおり(68)姉妹が6日、東京・赤坂ACTシアターで開催された童謡コンサート『ファミリーコンサート 30周年記念〜両手いっぱいの歌〜』のファイナル開演前にそろって取材会に出席した。

30周年記念コンサートを開催した由紀さおり(左)と安田祥子 (C)ORICON NewS inc.

30周年記念コンサートを開催した由紀さおり(左)と安田祥子 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 昨年4月から始まった同コンサートのファイナルを前に安田は「あっという間なのか長いのか。慌ただしくて気がついたら30年経っていた」としみじみ。ユニットを組んだきっかけについては、由紀の作ったLP、ミュージックテープ、CDを手売りするため、安田が由紀のコンサートにゲストで登場したことだったといい、それが好評となり、姉妹のアルバムが制作されて童謡コンサートがスタートしたと明かした。

 由紀は「7年目ぐらいでCDが100万枚を超えて、初めて(米国の)ニューヨークで歌った。ニューヨークの日本の方たちにカーネギーホールでやった方がいいと言われた。じゃあ、10周年まで頑張ってカーネギーホールで歌おうと。15周年はワールド・ツアーじゃないけど、2度目のカーネギーホールで歌い、最後は(豪州の)シドニーのオペラハウス。その都度、ニンジンをぶら下げながら」と長続きの秘けつを語っていた。

 30年の思い出には共にカーネギーホールを挙げた。安田は「まさかカーネギーホールの舞台に立てるなんて思いもよらなかった。憧れのステージに2度も立てたってことは姉妹で歌っていたからできたこと」と話し、由紀も「お姉ちゃんと一緒じゃなかったら、由紀さおりだったら、あの舞台(カーネギーホール)に立てなかった」と互いに感謝しあっていた。

 今後、どこまで続けるのかという質問には由紀は「神のみぞ知るですね」。そんな中でも4月18日に都内で熊本地震の復興支援の童謡コンサートを開く。「我々にお役目をいただけるのなら、うれしい。そういうコンサートは今後も続けさせていただくことができるかな」と展望を明かした。

 この日のコンサートでは「赤とんぼ」「ぞうさん」などの童謡を20曲以上歌唱。ツアーは全国15ヶ所18公演を行い、2万5000人を動員した。

関連写真

  • 30周年記念コンサートを開催した由紀さおり(左)と安田祥子 (C)ORICON NewS inc.
  • 30周年記念コンサートを開催した由紀さおり(左)と安田祥子 (C)ORICON NewS inc.
  • 30周年記念コンサートを開催した由紀さおり (C)ORICON NewS inc.
  • 30周年記念コンサートを開催した安田祥子 (C)ORICON NewS inc.
  • ファイナル公演で熱唱する妹・由紀さおり(左)と姉・安田祥子
  • ファイナル公演で熱唱する妹・由紀さおり(左)と姉・安田祥子
タグ

    オリコントピックス

    あなたにおすすめの記事

    メニューを閉じる

     を検索