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TBS、4月期改編率は“守りの姿勢” 過去12年間で最小


 TBSの4月期番組改編説明会が1日、東京・同局で行われ全日5.9%、ゴールデンタイム(後7:00〜後10:00)8.73%、プライムタイム(後7:00〜後11:00)13.33%と2005年春から過去最小の規模にとどまることが、わかった。2016年上期ゴールデン帯の視聴率は9年ぶりに民放2位(タイ)という結果を残し、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』などのヒットも記憶に新しいが、今回は“地に足を。”をテーマとして、現行の番組の良さを野生かし、番組内リニューアルを図る方針を打ち立てた。

 一方で月曜・日曜のゴールデン帯の課題として1月にはすでに『結婚したら人生激変!○○の妻たち』(後7:00)を過去2回の特番からレギュラー化。サスペンスドラマ枠『月曜名作劇場』を1時間前倒の午後8時からスタートさせている。そして午後10時からは昨年裏番組のフジテレビ系『SMAP×SMAP』が終了したが、『好きか嫌いか言う時間』を枠移行して、視聴習慣を根付かせる狙いだ。

 日曜は、日本テレビが圧倒的な支持を集めるなかで午後7時からはクイズバラエティー『東大王』が新たに登場。1月15日に番組最高となる9.5%を記録した『珍種目No.1は誰だ!?ピラミッド・ダービー』(後8:00)が引き続き放送される。激戦区にクイズ番組2時間を設置することで石丸彰彦編成企画統括は「視聴者ファーストの精神で頑張っていきたい。家族で楽しめるクイズバラエティーに注目していただけるとうれしい」と話した。

 そして改編のポイントは全日・ノンプライム帯の改革として報道番組・ニュース番組をパワーアップさせる。『あさチャン!』『ひるおび!』『ゴゴスマ〜GOGO!Smile!〜』などが好調ななかで、夕方のニュース『Nスタ』(後3:50)をリニューアル。メインキャスターに井上貴博アナ、タレントのホラン千秋と国山ハセンアナを加えてフレッシュなメンバーに一新。その『Nスタ』に約7年にわたり、出演していた堀尾正明氏が『ビビット』にコメンテーターとして加わる。週末には『上田晋也のサタデージャーナル』(前5:30)が開始。日々のニュースの表裏を専門家とともに伝える。

 菊野浩樹編成部長は『Nスタ』リニューアルを「より広い視聴者にみてもらいたい」と意図を伝え、井上アナやホランの起用理由を「TBSのアナウンサーで報道キャスターをできる人間を育てていきたい。ホランさんは他局でのキャスター経験や報道特番での信頼感のあるコメント、豊富な知識が新たな魅力を与えてくれる。『トクするニュース』をテーマにフラッグシップとしてこの番組を育てていきたい」と期待。伊佐野英樹編成局長は「(Nスタは)年齢層が高めな偏りがある。まんべんなく幅広い人に見てもらいたい。今までの方は今まで通りにそれ以外の方を取り込んでいくことがねらい」と解説した。

 他局が大幅な改編に乗り出すなかで菊野編成部長は好調の理由について、社内マーケティングや中堅・若手プロデューサーの頑張りを挙げながら「縦流れを意識しています。夕方ニュース、ゴールデンタイム、番組スポットもその日の曜日の縦の流れを意識して流している」と説明。伊佐野編成局長は「数字だけみるとまだまだ。ただ、耕して芽が出てもすぐ枯れて…みたいななかでようやく結果がでてきた。もっと面積を広げて、TBSは全体的に面白いと思っていただけるように頑張っていきたい」と力を込めている。



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