ハロー！プロジェクトのアイドルグループ・つばきファクトリーが22日、東京・ディファ有明でメジャーデビューシングル「初恋サンライズ／Just Try！／うるわしのカメリア」リリースイベントを開催。ステージに立ったメンバーは会場に詰めかけたファン約1100人から「おめでとう！」と祝福の嵐を受け、堰を切ったように涙した。

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　2015年4月に結成された同グループは山岸理子（18）、小片リサ（18）、新沼希空（きそら・17）、谷本安美（あみ・17）、岸本ゆめの（16）、浅倉樹々（きき・16）、小野瑞歩（16）、小野田紗栞（15）、秋山眞緒（14）の9人、平均年齢16.3歳で構成。2年間のインディーズ期間を経てきょう、記念すべきメジャーデビューを迎えた。

　この日はサプライズとして6月に解散する先輩グループ・℃-uteが登場。矢島舞美が「メジャーデビューおめでとう」と山岸に花束を贈呈し、中島早貴は「こんな素晴らしい日に駆けつけられてうれしい」と声を弾ませた。矢島から今後の目標とする場所を聞かれた山岸は「さいたまスーパーアリーナ！」と元気よく回答。つばきファクトリーからのリクエストを受け、℃-uteの楽曲「都会の一人暮らし」を総勢14人で熱唱して華やかにステージを彩った。

　最後に、メンバーが一人ひとりファンへの思いを語る場面では、岸本の次に話すこととなった谷本が「ゆめちゃんが泣かすから…」と再び号泣。泣かないようにと客席を見ないように一生懸命上を向いて話す姿にメンバーもファンも大爆笑。それを見ていた小片や岸本も伝染したように涙を流し、小片は言葉を詰まらせながらも「きょうからがスタートなので一丸となって頑張っていきますので、ついてきてください！」と力強く呼びかけた。

　サプライズでメンバーに手紙を朗読した山岸は「長い人生のなかのたった数年かもしれないけど皆さんやメンバーと出会えたことは奇跡。本当に感謝してこれからもこの9人で頑張っていきたい」と意気込み。肝心の手紙では小野の名前を飛ばしてしまって本人から指摘を受けるなどずっこけさせたが、最後には「ハロプロではもちろん、アイドル界の主役になります！」と高らかに宣言して大歓声を浴びた。