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広瀬すず、福山雅治と初共演 是枝裕和監督『三度目の殺人』

 歌手で俳優の福山雅治(48)が主演を務める是枝裕和監督(54)の最新作のタイトルが『三度目の殺人』(9月公開)に決定し、新たに広瀬すず(18)、斉藤由貴(50)、吉田鋼太郎(58)、満島真之介(27)らの出演が発表された。広瀬が是枝監督作に出演するのは、映画賞の新人賞を総なめした『海街diary』(15年)に続いて2作品目。物語の鍵を握る少女を演じ、福山と初共演を果たす。

 勝利にこだわる弁護士・重盛(福山)が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅(役所広司)。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されている。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから負けが決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。

 被害者の娘を広瀬、被害者の妻を斉藤、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士を吉田、重盛の事務所に所属する若手弁護士を満島が演じるほか、重盛の弁護士事務所の事務員を松岡依都美(37)、事件の担当検察官に市川実日子(38)、重盛の父親役で、30年前に三隅が関わった事件の裁判長を橋爪功(75)が演じる。

 『海街diary』では台本を使用せず、是枝監督が現場でせりふを伝えるという演出方法だった広瀬は「今回はちゃんと自分でせりふを覚えて台本を手に持って現場に入るのが恥ずかしいです」と打ち明け、「少女だからこそ見える世界を大切に、強く立っていたいです。監督、スタッフの皆さん、共演させて頂く先輩方に頼らせていただいています」と周囲の支えに感謝。「また是枝さんの作品の中で生れる時間がすごく幸せです」と喜びをかみ締めている。

 斉藤は、自身の役柄を「卑怯と残酷と愛を併せ持つ女性」と紹介し、「演じるのがとても難しいです。けれど、是枝監督の静かで穏やかな演出を受けると、沈黙の静謐の中に宿る答えに辿り着けそうに感じることができます。得難い演技経験を積めることに感謝しています」とコメントを寄せた。

 是枝監督は「広瀬さんとは『海街diary』で出会って、その後の女優としての成長を作品ごとに感じているのでもう一度きちんと自分の作品の中で向き合ってみたいと思いました」と起用理由を話し、広瀬の母親役を演じる斉藤については「役がおりてきたときの入り込み方と、その一方でご自身の演技を冷静にみている姿に改めてすごみを感じました」と感嘆。2人は「よく通る、少し影のある声質が似ていて、母娘役に選んだ理由のひとつです」と説明している。

 同作は、1月17日より北海道にてクランクインし、3月にクランクアップ予定。



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