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日テレ“土9”なぜ廃止?「プラスになると総合的に判断」

 日本テレビの4月期改編説明会が20日、東京・汐留の同局で行われた。3年連続年間三冠王を達成し、盤石の体制を築き上げた日テレだが、近年で最も高いプライム帯20.6%(午後7時〜同11時)、ゴールデン15.6%(午後7時〜同10時)、全日5.5%の改編率で4月期をスタートさせる。その目玉の一つとなるのは土曜午後9時のドラマ枠と同10時のバラエティー番組『にしやがれ』を入れ替えるという大胆な施策だ。

 『嵐にしやがれ』の枠移動によって『天才!志村どうぶつ園』(土曜 後7:00)、『世界一受けたい授業』(土曜 後8:00)からバラエティー3時間のフローが完成。同局の福士睦編成部長は「番組特性、19時からの流れ、裏(番組)の編成も含めてプラスになると総合的に判断した」と自信を込める。

 これまで“土9”といえば『金田一少年の事件簿』や『野ブタ。をプロデュース』などの学園ドラマなどファミリー向け・若者向けのコンテンツが29年間にわたって生み出されてきた。4月から午後10時枠に移動して第一作目となるのがKAT-TUN亀梨和也主演『ボク、運命の人です。』、ヒロインに木村文乃、そして『野ブタ』でも亀梨とタッグを組んだ山下智久が共演するオリジナルラブストーリーだ。

 福士編成部長は「家族で楽しめることは逃さず、週末にドラマを観ることがワクワクして待ち遠してくなるような痛快・王道エンターテインメント」とコンセプトを説明。ファミリー層をターゲットとしつつ午後10時台のドラマということで少し上の人にも見てもらえるものを目指すという。

 このほかにも編成のポイントとしては、人気バラエティ『ザ!世界仰天ニュース』(火曜 後9:00)の枠移動、『今夜くらべてみました』(水曜 後9:00)のゴールデン進出。月曜のミニ番組が廃止され『世界まる見え!テレビ特捜部』(月曜 後8:00)と『人生が変わる1分間の深イイ話』(月曜 9:00)が直結した枠切りに変更し、『有吉ゼミ』(月曜 後7:00)は午後8時までの枠に4分拡大される。「三冠王に安住せず、新しい企画も生み出す。こだわらずしっかり進化させていく」と“攻め”の姿勢を打ち出した。

 今後の鍵となるのは“SNS”。「テレビや映像メディアだけでなく限りある時間の使い方が消費者・視聴者のなかでシビアになってきている。そのなかで地上波の番組が視聴率を獲っていくためには、SNSで話題になることが番組作りのポイント」と福士編成部長。「たくさんの人にリーチする力は地上波テレビの強さは1番だと思いますので、そこを使って事前にバズりをつくったり、オンエア後に次週の視聴につなげるなどテレビ単体だけでない広がり方を意識していきたい」と方針を明かしていた。



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