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吉本実憂、清純派の殻破り成長「お芝居がだいすき」

 「日に日にお芝居が大好きになっている。きのうよりきょうのお芝居が好きという想いが大きくなっています」と大きな瞳をキラキラさせて語るのは女優・吉本実憂(20)。2012年に『第13回 全日本国民的美少女コンテスト』でグランプリを受賞したシンデレラガールは、清純派の殻を破り、放送中のフジテレビ系連続ドラマ『クズの本懐』(毎週水曜 深夜1:55)でベッドシーンや女の子同士でのキスシーンなど過激な描写の多い作品にも果敢に挑んでいる。

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 デビュー前は「親戚の前でも人見知りするくらいだった」と内向的な性格だったが、「当時は週7日でレッスンして、悔しい思いもたくさんしましたね。お芝居の台本を渡されてみんなが瞬時にセリフを覚えられるのに自分だけできなくて…トイレで一人で泣いたりして。こんなに悔しいと思ったのは初めてだった。そこから本気でお仕事に向き合おうと思いました」とスイッチが入った。

 「お芝居って他人の人生を生きるということじゃないですか。責任感もあるけど楽しくて…。自分ではできないことも役を通してならできたり、またたくさんの方と同じ方向を向いて一つの作品を一緒につくっているという環境もすきだし、その作品が誰かの未来の活力になるかもしれないという可能性もある」と今では女優業の魅力を生き生きと語る。

 横槍メンゴ氏原作の『クズの本懐』では一途でありながらも歪んだ事情を抱える高校生カップルの安楽岡花火(吉本)と粟屋麦(桜田通)、彼らを取り巻く人々の恋愛模様を描く。過激なシーンをどこまで再現するのか…という点に目がいきがちだが、吉本は好きな人への純粋な想いと寂しさに揺れる不安定な女子高生・花火を丁寧に好演している。

 当初は戸惑いもあったというが「漫画原作、台本を読んで花火を放っておけない、助けたいなと、だからオーデションを受けてみようと思いました」と勝ち取った主人公。「監督からお芝居の指導を受けていくうちに、もっと放っておけなくなった。花火は純粋で危なっかしい子なんです。ピュアだけど寂しくて揺れ動いていて。過激なシーンもただ単に過激というだけではなく、行動に理由があって。その意味が人間らしかったりする作品なのでそこをみてほしい」と言葉に熱を込めて訴える。

 オーデションから4ヶ月を経て先月末にクランクアップ。「吉本実憂というより花火として生きることができた。(過激なシーンへの)抵抗や恥ずかしさは、もちろん多少はありましたがそこはスタッフさんとの信頼関係があったからこそ。回を重ねていくごとに花火が傷ついたりたくさん泣いてブラックになったりしても、花火の明るくて純粋な部分を軸として持って演じていました」と達成感をにじませる。

 この作品を通して自分に訪れた変化を聞くと「毎日、悔しいこともありましたが、作品への向き合い方が安定した気がします。自分には準備と集中力が大事だと改めて気付かさせてもらったので、これからも自分の軸として忘れずに持ち、プラスアルファでコツコツといろんなものを積み上げたい」と背筋を正す。意欲作への挑戦を経て基盤と確実な自信を得た。

 「とにかくお芝居がだいすきなんです。いくらやっていても疲れない。監督とも『いくらでも仕事できるね』って話していました。それくらいお芝居がすきだし監督も『私のお芝居がすき』と言ってくれたのがうれしかった。どれだけ疲れててもお芝居をしている時が1番幸せなんです」――“国民的美少女”が“国民的女優”になる日を楽しみに待ちたい。



関連写真

  • フジテレビ系連続ドラマ『クズの本懐』(毎週水曜 深夜1:55)で主演を務める吉本実憂 過激なシーンにも果敢に挑戦している (C)ORICON NewS inc.
  • 『全日本国民的美少女コンテスト』から5年、飛躍の時を迎える吉本実憂 (C)ORICON NewS inc.
  • 『全日本国民的美少女コンテスト』から5年、飛躍の時を迎える吉本実憂 (C)ORICON NewS inc.
  • フジテレビ系連続ドラマ『クズの本懐』(毎週水曜 深夜1:55)で主演を務める吉本実憂 過激なシーンにも果敢に挑戦している (C)ORICON NewS inc.
  • フジテレビ系連続ドラマ『クズの本懐』(毎週水曜 深夜1:55)で主演を務める吉本実憂 過激なシーンにも果敢に挑戦している (C)ORICON NewS inc.

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