ドラマ&映画 カテゴリ
ORICON NEWS

波瑠、初の弁護士役で冷徹な鉄仮面に 岡田将生と離婚裁判で対決

 女優の波瑠、俳優の岡田将生が3月放送の日本テレビ系金曜ロードSHOW!特別ドラマ企画『北風と太陽の法廷』(後9:00)にW主演することが2日、わかった。冷徹で容赦なく相手を叩きのめす“北風”のような弁護士を波瑠、温かく癒し系で相手の心をほどいていく“太陽”のような弁護士を岡田が演じ、正反対の“負けない”弁護士2人が離婚裁判で対決する。

『北風と太陽の法廷』にW主演する(左から)波瑠、岡田将生 (C)日本テレビ

『北風と太陽の法廷』にW主演する(左から)波瑠、岡田将生 (C)日本テレビ

写真ページを見る

 2分19秒に1組、3組に1組の夫婦が離婚している現代。ほとんどの夫婦は、話し合いで別れる協議離婚。続いて、第3者を通して条件などで合意し別れる調停離婚。そして、調停でもお互いが平行線で裁判に至る夫婦は、たったの2.4%。同ドラマでは、寓話で有名な『北風と太陽』のように正反対の2人の弁護士が、こじれてしまった夫婦に向き合う。

 波瑠演じる櫻川風香は、「やるからには勝つ」がモットーの負けナシ弁護士。離婚裁判の勝率は10割。冷静沈着かつ好戦的で負けず嫌い。鉄仮面の異名を持ち、若干、恋愛アレルギー気味という役どころ。岡田演じる麹谷陽太は、どんなドロドロ案件も和解に持ち込む無冠の仲裁弁護士で、その確率は10割。恋愛は人生を豊かにするものと考え、一方的に風香に恋をする。

 そのほか、風香と同じゴールドウィング法律事務所のボス・五十畑光一郎を大谷亮平、風香のクライアントとなる医学部浪人生(8浪中)の原正治を山本裕典、正治の妻・響子役を川島海荷、ゴールドウィング法律事務所の肉食系婚活女子・大村真由子を内田理央が演じる。

 司法浪人生で傍聴マニアの柴山直道役で八嶋智人、風香の母・櫻川笙子役でキムラ緑子、陽太と同じ手塚法律事務所の所長・手塚六郎役で市村正親も出演する。

 このほど、撮影中のスタジオで囲み取材が行われ、波瑠は風香について「法廷で『妻を愛している、別れたくない』と主張する原告に『愛? くだらない』と言い切ってしまうような弁護士。愛情を分析してしまうんでしょうね」と説明。初の弁護士役を経験して「私自身は弁護士には向いてないと思います」と苦笑し、「弁護士って、証言ひとつひとつを疑って、検証する目線が必要だと思いますが、私は新しく聞く話を『あ、そうなんだ!』って、素直に聞いてしまったりするところがあるので」とコメントした。

 岡田も「僕自身は、弁護士にはなれないなと思います。自分に精一杯で、人助けなんてめっそうもない」と謙遜し、「陽太は、天真爛漫といいますか、人助けもするし、損得を考えない人。そこが本当にすてきで、僕もこういう生き方ができたらいいなと思います」と憧れ。波瑠とは撮影の合間によく会話をしているようで、「こんなにしゃべる人だと思っていなかった」と驚き、「波瑠さんもストレートに思っていることを言ってくれるけれど、風香とは違って心がこもっている」と印象を明かしていた。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索