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満島ひかり、4年ぶり映画主演「一生抱えていかなきゃいけない作品」

 女優の満島ひかり(31)が、長編小説『死の棘』で知られる作家・島尾敏雄氏と妻・島尾ミホ氏の出会い、結ばれるまでを描く映画『海辺の生と死』(7月公開)に主演することが1日、わかった。単独主演は『夏の終わり』(13年)以来4年ぶりとなる。

 原作は、島尾敏雄氏と、自身も作家である妻・ミホ氏が、それぞれ出会いのエピソードをつづった小説『島の果て』と『海辺の生と死』の2作品。その美しさから“神の住む島”とも呼ばれる奄美群島内の加計呂間島(かけろまじま)を舞台に、2人が出会い永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描く。

 1945年、太平洋戦争末期。岬に囲まれた小さな集落も戦争の影に覆われていた。ある日、海軍特攻艇の部隊を率いる朔隊長が、新たに駐屯してきた。島の子どもたちに慕われ、隊員たちと酒を飲むより島唄を習いたがる彼を、国民学校教師のトエは眩しそうに見つめていた。

 満島は、主人公トエを演じるにあたって「この脚本と共に、私自身の本性を自らあばいてやろうと思いました。なんにせよ、一生抱えていかなきゃいけない作品になったと思います」と並々なる気概を感じさせる。「私のルーツは奄美大島にあります」と話し、劇中では島唄(奄美民謡)の歌唱にも挑戦。「撮影中、楽しめたことも、できなくて悔しかったこともいっぱいあったけど、奄美のすごさを感じる日々でした」と振り返っている。

 メガホンをとるのは、『アレノ』(15年)の越川道夫監督。「若い頃から大切に読んできた島尾ミホさんと島尾敏雄さんの作品を、まさか自分で映画にする日がくることになるとは思ってもみませんでした」と驚き、「奄美群島で撮影されるこの映画の主演に満島ひかりさんを迎えることができたのも、とても幸福なことでした」とコメントを寄せた。



関連写真

  • 映画『海辺の生と死』で4年ぶりに単独主演を務める満島ひかり (C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ
  • 映画『海辺の生と死』は7月公開(C)2017島尾ミホ/島尾敏雄/株式会社ユマニテ

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