女優の満島ひかり(31)が、長編小説『死の棘』で知られる作家・島尾敏雄氏と妻・島尾ミホ氏の出会い、結ばれるまでを描く映画『海辺の生と死』(7月公開)に主演することが1日、わかった。単独主演は『夏の終わり』(13年)以来4年ぶりとなる。 原作は、島尾敏雄氏と、自身も作家である妻・ミホ氏が、それぞれ出会いのエピソードをつづった小説『島の果て』と『海辺の生と死』の2作品。その美しさから“神の住む島”とも呼ばれる奄美群島内の加計呂間島(かけろまじま)を舞台に、2人が出会い永遠に解くことのできない赤い糸で結ばれるまでの時間を描く。
2017/02/01