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ゲス極・休日課長が新ユニット「DADARAY」結成 楽曲制作は川谷絵音に依頼

 活動自粛中のゲスの極み乙女。でベースを担当する休日課長が、新ユニット「DADARAY」(ダダレイ)を結成し、4月5日にミニアルバム『DADAISM』(ダダイズム)でデビューすることが明らかになった。

ゲスの極み乙女。の休日課長(左)が新ユニット「DADARAY」を結成

ゲスの極み乙女。の休日課長(左)が新ユニット「DADARAY」を結成

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 「DADARAY」は休日課長、女性ボーカル&キーボードのREIS(レイス)、えつこ(katyusha名義でも活動)からなる3人組。「大人な雰囲気を感じさせる上質なポップスを軸とする音楽を表現したい」と休日課長が2人に声をかけ、何度かのスタジオセッションを経て正式にユニットを結成。楽曲制作はゲスの極み乙女。のボーカル・川谷絵音に依頼した。

 ユニット名のDADARAYは「既成の秩序や常識に対する、否定、攻撃、破壊といった思想を大きな特徴とするDADAISMのDADA、光を意味するRAYを組み合わせた造語。既成の秩序や常識を破壊する光」という意味合いが込められている。ミニアルバム『DADAISM』には「イキツクシ」のほか、「block off」「ダダイズム」「美しい仕打ち」「灯火」の全5曲が収録される。

 きょう31日には新曲「イキツクシ」のミュージックビデオ(MV)を公開。郷愁を感じさせるピアノの音色に寄り添うようなREISの歌声から始まる同曲は、繊細なメロディーに力強いグルーブが絡み合う。MVの監督は加藤マニ氏が務め、衣装は森川マサノリ氏がデザイナーを務めるCHRISTIAN DADAが担当した。

 加藤監督は「“虚無の光”と訳せそうなバンド名と協奏するように、本作でも歌われる『光を見せて虚無を見せて』というワードがこのビデオのテーマです」と説明。「バンド名に冠された“DADA”は、虚しさを根底にした、常識への否定や破壊という意味も含まれる以上、自らの、そして皆さんの虚無を焼き尽くす光線と考えることもできます。この曲とビデオがその新しい狼煙(のろし)になることを願っています」とコメントした。

 DADARAYは2月23日に東京・下北沢ERAでイベントを主催し、初ライブを行う。

 なお、ゲスの極み乙女。は、川谷が未成年タレントとの飲酒報道を認め、昨年12月に発売予定だったアルバムのリリースが中止に。昨年12月3日の東京公演をもって、当面の間バンドの活動を自粛した。今年1月1日には、所属していた事務所が「ゲスの極み乙女。との契約が、平成28年12月31日をもって期間満了により終了し、双方合意の上で今後の契約更新はおこなわない事を決定しました」と発表していた。

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